" THE PROGRAM "
監督 スティーヴン・フリアーズ
原作 ジョン・ホッジ
出演 ベン・フォスター *ランス・アームストロング
クリス・オダウド *デヴィッド・ウォルシュ
ギヨーム・カネ *ミケーレ・フェラーリ
ジェシー・プレモンス *フロイド・ランディス
リー・ペイス *ビル・ステイプルトン
ドゥニ・メノーシェ *ヨハン・ブリュイネール
ダスティン・ホフマン *ボブ・ハーマン
ローラ・ドネリー
ツール・ド・フランス
それは世界1過酷なレース
180人の選手が20のステージに挑み
優勝した者が
"マイヨ・ジョーヌ(黄色いジャージ)"を手にする
***
フランス 1993
初ツールの君は21歳、レース最年少選手
と話す髭面は
デヴィッド・ウォルシュ スポーツ記者(アイルランド出身、38歳)
初ツールの君はランス(アメリカ出身)
*
ベルギー 1994
アメリカのレースで優勝 総ナメのランスも出場
スタート直前にランスに話しかけてる選手は
ヨハン・ブリュイネール(ベルギー出身、30歳)
ランスは後半失速
1〜3位をイタリア・チームが独占
エリスロポエチン(造血ホルモン)のお陰?
だってエポは市販薬でしょ、と答えるのは
ミケーレ・フェラーリ スポーツ医(イタリア出身、41歳)
*
ランスはフェラーリに強くなりたいと相談
パーワーはあるが筋肉が多すぎる
山には向いていない
*
スイス 1995
ランスとチーム・メイトは薬局で
エリスロポエチン製剤のエポジェンを買う
ランスは優勝
*
1996
ランスに精巣ガンが発見される
精巣の摘出が必要(片方?)
肺転移も認められ、肺の部分摘出も必要?
ランスは手術を受ける
更にかなり過酷な化学療法
*
ランスは退院、練習を再開
体力は極端に落ちている(一般女性にも抜かれる)
*
フェラーラ、イタリア
ランスはフェラーリ医師を訪ねる
ランスの最大酸素摂取量は84ml/(kg・分)
スポーツ選手の中でもトップクラス
でも
優勝するにはもっと最大酸素摂取量が欲しい
グレッグ・レモンが優勝した時(1990年)は92.5あった
ランスは
フェラーリの指導による科学的トレーニングを開始
そして、フェラーリが選んだのは
エリスロポエチン製剤のエポエチン アルファ
腎臓が造るエリスロポエチンは
赤血球の生成を促進するため
貧血の治療薬として有効
健全な人への副作用は研究されていないが
最大酸素摂取量を5ml/(kg・分)上げられる
*
1998
フェスティナ・チーム(スペイン)が
ツール史上最大のドーピング・スキャンダル
大量のステロイド剤が監督の管理下で使用された
*
ランスは引退したヨハンに会う
ランスが契約できたのは弱小チームのUSポスタル
ランスはヨハンにチーム監督を依頼
ツールには自分の実力に加えてチームの協力が不可欠
(自転車は風の影響を受けるので途中まで誰かが風除けになる)
先頭のアシスト
山岳の選手、平坦の選手など
*
1999
ランスはツール・ド・フランスでの優勝を狙う
第9ステージ
走行距離213km、獲得標高4732メートル???
(翻訳ミス。"メートル"ではなく"フィート")
(メートルに換算すると1442m)
ル・グラン・ボルナン(標高920m)から
テレグラフ峠(標高1566m)へ登り
ヴァロワール(標高約1400m)へ下り
モンジュネブル(標高1800m)を経て
セストリエール(標高約2000m)まで登る・・・
実話を参考に作られた
登場人物はほぼ実名
癌患者の希望の星
ランス・アームストロングは
ツール・ド・フランス を 7連覇
「 レーサー 光と影 」でも描かれた
エリスロポエチンを使用して
他にも色々?
癌で精巣を摘出したなら
テストステロンは治療薬にはならない?
薬の使用はどうなの?
プロだし
薬局で普通に買える薬だし
自己責任ってことじゃ
ダメなの?
癌患者に
希望を与えたのは事実だし
人一倍努力もしたようだし
それはそれとして
嘘をつき続けるのは辛いな
2015年 UK/フランス映画 103分
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