" 1001 GRAMS "
監督 ベント・ハーメル
出演 アーネ・ダール・トルプ
ロラン・ストケル
スタイン・ヴィンゲ
2013年
ノルウェー国立計量研究所
夫と離婚進行中の研究員アーネ
パパもここの研究員
出勤したらパパを誘って煙草を吸う
研究所はいろんな物を測る
アーネは自宅に帰って煙草を吸う
ダブルベッドにひとりで寝る
アーネはいろんな物を測る
休憩時間にはパパと話しながら煙草を吸う
ひとり暮らしのパパの家を訪ねる
パパは普段は農業を営む
2人は煙草を吸う
パバは来週 パリの国際セミナーに出る
キログラム原器を運ぶ
各国代表がキログラム原器を持ち寄り
質量に変動がないか調べる
*
アーネ帰宅
夫が家の中の物を少しづつ運びたし
家の中は少しづつ寂しくなる
*
パパが心臓発作で倒れる
救急ヘリで運ばれる
手術を受ける
アーネは父の代わりに
キログラム原器を預かり
国際度量衡局で開催されるセミナーに出席
キログラム原器は国際度量衡局が預かり
再計量され1週間後に返却される
*
*
映画の中盤
悲しい出来事が起き
終盤に差し掛かった時
えらいことが起きる・・・
国際キログラム原器は
1879年(明治12年)に作成された
プラチナ90%、イリジウム10%の
直径・高さ約39mmの円柱形の金属塊
2重の気密容器で真空中に保護された状態で
パリ郊外セーヴルの国際度量衡局に保管されている
1889年に
40個の複製が作られて各国に配布された
複製は
約40年ごとに天秤を用いて
国際キログラム原器の質量と比較される
キログラム原器は表面吸着の影響により
年々質量が約1µg増加している
1992年
42年ぶりに国際キログラム原器の洗浄が行われ
質量は洗浄前より約60µg減少した
現在、国際単位系の7つの基本単位の中で
人工物に依存する単位は質量だけである
魂の重さは21グラム
と、いわれている
もっと軽そうだけど
愛はそれより軽い?
脳の重さは体重の2%
愛はそれより重い?
重さにこだわるディープな人たち
1001グラムの意味は
ラスト近くで分かる
語られるのは愛よりも寂しさ
1001gの寂しさを埋めるのは
0.18mの愛
2014年 ノルウェー映画 91分
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