" CLOSER TO GOD "
監督 ビリー・セニース
出演 シェリーン・ニューマン
エミリー・ランダム
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体外授精
帝王切開
無事出産
精密検査
額に装置
を埋める
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赤子は飛行機で運ばれる
*
最新の研究施設
医局では
エリザベスの遺伝子治療は公表すべきか
意見は真っ二つ
批判を受けるのは必至
でも、情報は漏れ始めている
遅かれ早かれ公表せねばならない
*
屋敷に帰宅するシェリ
幼い2人の子供の母
気分がすぐれない
*
記者会見を開く
リード博士が代表して報告
国中から厳選された科学者と10年以上
遺伝学と生物学の革新的研究をし
1ヶ月前、ついに
世界初のクローン人間が生まれ
エリザベスと名付けた
赤子はまだ管理状態でお見せできない
遺伝子はほぼ私だが
DNA配列を一部変えてある
*
リード博士は屋敷に帰宅
彼はシェリの夫
陰鬱な表情の家政婦
長くは生きないと言われた子供イーサン
彼がちっとも言う事を聞かない
*
遺伝学の権威がクローンについて語る
クローン人間は信じられない
もし本当でも深刻な異常を抱えているはず
数か月の命でしょう
*
シェリは憂鬱
*
エリザベスに湿疹ができた
助手エミリは
普通の湿疹に思えたので
許可なくスキンクリームを塗った
リード博士に怒られる
*
議員が研究施設の調査を要求
違法行為の有無とか
クローン人間の危険性の有無とか
*
病院の前は
クローンに抗議する人の群れ
*
リード博士は
エリザベスを家に連れて帰る・・・
邦題は"神なき遺伝子"だが
原題は"神に近づく(遺伝子)"
そもそも
神がいるかどうか
遺伝子が神と
関係あるかどうか
遺伝子に神が宿るか
神に遺伝子があるか
人間クローン化に成功した科学者と
その家族の苦悩を描く
だけど
途中から映画の焦点が
暴れる奇形児に移っちゃって
こいつが生後2ヶ月未満のクローンを
殴り殺しちゃうから
クローン問題については
中途半端に終わる
どこからどこまでが
自然の摂理なのか
人間に魂はあるか
魂も遺伝子が作るのか
2015年 アメリカ映画 81分
ファンタジア国際映画祭 脚本賞受賞
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