「 ジプシーのとき 」 | 0・・映画toほげほげ

0・・映画toほげほげ

   
  
♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " DOM ZA VEŠANJA "


監督 エミール・クストリッツァ
出演 ダヴォール・ドゥモヴィッチ
   ボラ・トドロヴィッチ

   

ドナウ川沿いのセルビアの村?
泣いて怒る太った花嫁
花婿が泥酔、恥かしい

それはそれとして


サイコロで負けて
神に助けを求める男

 *
ロマ(ジプシー)村の4人家族

足の悪い妹ダニラ

妹の看病をする
片目(じゃないけど)メガネの青年ベルハン

ベルハンを可愛がる祖母ハティザ
彼に七面鳥をプレゼント
ジプシーのとき


仕事が嫌いな伯父
サイコロで負けた男、メルジャン

 *
ベルハンは石釜で石灰石を焼く
七面鳥は賢いペット
ジプシーのとき


近所のかわい子ちゃんアズラ
石灰を買いに来る
ベルハンはアズラが好き
アズラ

アズラの両親に結婚の許可をもらいに行く
母親猛反対
父親は耳から煙を出すのみ

 *
春の到来を告げるロマの祭日、エデルレジ
川、筏、灯籠、沐浴
エデルレジ

ベルハンとアズラは愛を確かめる

 *
ジプシーのドンが
イタリアから帰って来る
すごい車に乗った億万長者

 *
ベルハンは再び
アズラの母親に結婚の許しをもらいに行く

ベルハンの家は貧乏
ベルハンは定職にも就ていない
そんな男の嫁には出せない

 *
叔父メルジャンは
ドンに借金あり

賭けトランプで負けて
借金は更に増える

メルジャン自棄っぱち
家を壊す


そんな折
ドンの息子が重い病気にかかる

祖母ハティザは祈祷師
 (その力は中途半端にベルハンに遺伝した)
ドンが助けを求めて来る・・・



   アズラ



     ヨーロッパに於ける移動型民族を
     一括してジプシーと呼ぶが
     本来ジプシーはエジプト出身の人たち
      (ジプシャンがなまった言葉)
   
     移動型民族で多いのは北インド出身
     ロマと呼ばれる

     で
     ユーゴスラビアにいたのはロマ
     映画に出てくるのもロマ

     なので邦題は"ロマのとき"とすべき
 

     ロマにしてもジプシーにしても
     今は定住化が進んでいる



    寓話っぽい喜劇的始まり
    中盤一転して悲惨になり
    そこから成り上がって
    また転落からの、、、



    前半の人物描写は
    フェリーニっぽくもあり
    楽しいが
    どんどん暗くなって
    好転しないまま
    あっらら、で終わる



    人生はただの蜃気楼
    でも
    明るい気分で終わりたい


 ジプシーのとき


1988年 UK/ユーゴスラビア映画 142分
 カンヌ国際映画祭 監督賞受賞



 ユーゴスラビア