" DOM ZA VEŠANJA "
監督 エミール・クストリッツァ
出演 ダヴォール・ドゥモヴィッチ
ボラ・トドロヴィッチ
ドナウ川沿いのセルビアの村?
泣いて怒る太った花嫁
花婿が泥酔、恥かしい
それはそれとして
サイコロで負けて
神に助けを求める男
*
ロマ(ジプシー)村の4人家族
足の悪い妹ダニラ
妹の看病をする
片目(じゃないけど)メガネの青年ベルハン
ベルハンを可愛がる祖母ハティザ
彼に七面鳥をプレゼント
仕事が嫌いな伯父
サイコロで負けた男、メルジャン
*
ベルハンは石釜で石灰石を焼く
七面鳥は賢いペット
近所のかわい子ちゃんアズラ
石灰を買いに来る
ベルハンはアズラが好き
アズラの両親に結婚の許可をもらいに行く
母親猛反対
父親は耳から煙を出すのみ
*
春の到来を告げるロマの祭日、エデルレジ
川、筏、灯籠、沐浴
ベルハンとアズラは愛を確かめる
*
ジプシーのドンが
イタリアから帰って来る
すごい車に乗った億万長者
*
ベルハンは再び
アズラの母親に結婚の許しをもらいに行く
ベルハンの家は貧乏
ベルハンは定職にも就ていない
そんな男の嫁には出せない
*
叔父メルジャンは
ドンに借金あり
賭けトランプで負けて
借金は更に増える
メルジャン自棄っぱち
家を壊す
そんな折
ドンの息子が重い病気にかかる
祖母ハティザは祈祷師
(その力は中途半端にベルハンに遺伝した)
ドンが助けを求めて来る・・・
ヨーロッパに於ける移動型民族を
一括してジプシーと呼ぶが
本来ジプシーはエジプト出身の人たち
(エジプシャンがなまった言葉)
移動型民族で多いのは北インド出身
ロマと呼ばれる
で
ユーゴスラビアにいたのはロマ
映画に出てくるのもロマ
なので邦題は"ロマのとき"とすべき
ロマにしてもジプシーにしても
今は定住化が進んでいる
寓話っぽい喜劇的始まり
中盤一転して悲惨になり
そこから成り上がって
また転落からの、、、
前半の人物描写は
フェリーニっぽくもあり
楽しいが
どんどん暗くなって
好転しないまま
あっらら、で終わる
人生はただの蜃気楼
でも
明るい気分で終わりたい
1988年 UK/ユーゴスラビア映画 142分
カンヌ国際映画祭 監督賞受賞
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