" WHOAMI"
監督 バラン・ボー・オダー
出演 トム・シリング
エリアス・ムバレク
ヴォータン・ヴィルケ・メーリング
アントニオ・モノー・Jr
ハンナー・ヘルツシュプルンク
僕は透明人間に戻りたい
3体の死体を見つけ恐れおののく
最重要指名手配ハッカー
" WHOAMI "ことシリング
***
1時間前に
連邦捜査局に出頭したシリング
自分が関わったハッカー集団のことを
ユーロポール捜査官の
サイバー犯罪センター責任者ハンネに告白
*
*
シリングはスーパーヒーローに憧れていたが
子供の頃から透明人間のように無視され続けた
*
14歳でコンピュータにはまり
プログラミング言語を覚え
初ハッキング
ネットを通じて
初めて一端の人間として扱われ
ダーク・ネットに入り浸る
*
シリングも憧れるハッカー界のスターは"MRX"
正体不明で何にでも侵入できた
*
現実世界のシリングはピザ配達のバイト
大学へ ピザを届けに行き
中学の同級生ハンナと再会
ハンナはシリングを覚えてない
彼女は学士課程試験を控え青息吐息
シリングは大学に侵入
コンピュータをハッキング
試験問題を盗む
その最中、警備員に捕まる
50時間の奉仕活動に処される
奉仕活動中にエリアスと知り合う
シリングとは真逆
自信家でカリスマ性があり勝者だった
彼の友人
刺青ヴォータ・巨漢アントニとも知り合う
ヴォータはプログラムの穴を見つける天才
アントニはハードオタク
シリングはハッキングの腕を見せ
3人の仲間に入る
エリアスに誘われたパーティで
ハンナとまた再会、思い出してもらえる
修学旅行で置いていかれて
1人で電車で帰ったシリングね
*
4人は自分たちを
"Clay" (Clowns Laughing At You)と名乗り
大企業などをハッキングして
しょうもないけど笑えるイタズラを繰り返し
ネットに投稿し話題になる
でもスター"MRX"は"Clay"を無視
同じ頃
欧州中央銀行のサーバーが攻撃を受ける
攻撃したのは犯罪集団"FR13NDS"
ハンネは彼らを追い続けて3年、収穫なし
"Clay"は"MRX"に認められようと
さらなるイタズラを企てるが・・・
テンポのいい編集と
スタイリッシュな映像
天才ハッカー少年が語る
サイバー犯罪の起承転結を描くサスペンス
サイバー世界を
地下鉄に例えた映像は面白いけど
IPを伝送する鍵とかハンマーとか
何の例えか分からず
ざまあみろ引っ掛った、で逮捕
あっけない
その後一捻りあるけど
ハッキングとは別の才能を発揮
じゃあ
いままでの話は
どこからどこまでが本当?
これは、ほらふき男爵の冒険か?
"ピエロ"は泣き顔の道化師
"Clay"が被ってるお面は
Clownだが"ピエロ"ではない
それにピエロだと
"Clay"ではなく
"Play"になってしまう
2014年 ドイツ映画 106分
ハッキングは
バグなどを調べるために
プログラム内に侵入すること
悪用ばかりが取り上げられるが
本来は
必要不可欠でまっとうな作業
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