監督 宮藤官九郎
出演 宮崎あおい
木村祐一
田口トモロヲ
三宅弘城
ピエール瀧 *昔のマネージャー
児玉絹世 *あおいの彼の浮気相手
水崎綾女 *昔のコウイチの女
田辺誠一
中村敦夫 *ニュース・キャスター
森本ゆうこ *ウェイトレス
飛鳥井みや・近藤未来 *スタッフ
ユースケ・サンタマリア
佐藤浩市
素人パンクバンド
「少年メリケンサック」が今熱い
らしい
と、あおいはネット動画で発見
彼女はメジャー・レーベル新人開発部
新人を発掘し続け２年
未だ発掘したバンドは０
でも
これは、いける
早速ユースケ社長に報告
でも
このレーベルが扱うジャンルは
なごみ系、沖縄系、クラブ系、ギター・ポッブ
と
レーベルで一番のスター、セイイチ様
ビジュアル系
でも
ユースケ社長は昔パンクバンドを組んでいた
気に入る
聞き取り不可能なボーカル
勢いだけの破壊的な演奏
これが本物のパンクだ
今すぐ連絡を取れ！！
そして
アルパムを一枚作れ！！
あおいは
イケメンのベースのコウイチに会いに行く
でも
居たのはむさい酔いどれおっさん
あぁそれは
25年前の解散ライブだよ
*
そうとは知らない社長
宣伝を開始
全国から問い合わせ殺到
全国ツアーの計画も持ち上がる
コウイチはやる気満々
自信あり
ツアー当日までウソを通せば何とかなる
最高の演技を聞かせてやる
*
当時のメンバー
ユウイチ、トモロヲ、ヒロキも集まり
とりあえず２週間練習をして
*
ツアー開始
何ともならない
下手バンド
当時の面影なし
ブーイングの嵐
それでも、それでも
Show must go on
ツアーは続く・・・
人生
泣くほど悔しいこともある
1950年代に起こったロックは
'70年代に頂点を極める
洗練さけたメロディ
卓越した演奏技術
これに対し
下手な奴らが逆ギレ
こんなのはロックじゃねぇ
と、がなり始めたのが
パンクの始まりとか
おじさんガンバるコメディ
若い頃は大人に笑われ
今はガキに笑われ
どうせ笑われモン
今さらカッコつけてどうする
2009年 日本映画 125分
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