監督 ウベルト・パゾリーニ
出演 エディ・マーサン
ジョアンヌ・フロガット
葬儀
唯一の参列者エディ
別の葬儀
唯一の参列者エディ
別の葬儀
唯一の参列者エディ
墓はないので
遺灰を墓地の隅に撒く
エディ44歳は
ロンドン南部、ケニントン地区の公務員
民生係、孤独な職場
独りで死んだ遺体の処理が仕事
遺体置場はないので
灰にして保管
エディはアパートで1人暮らし
几帳面
仕事を家に持ち込む
死者のアルバムを作る
死者の親族を探す
親族が見つかるも
葬儀の参列を拒否た場合
遺灰を送る
死者のペットの
引き取りを頼む
親族が見つからなければ
遺品から生前の生活を想像して
神父だか牧師だかが読む弔辞を書く
*
そんなある日
真向かいのアパートで老人の遺体が発見される
身寄りは無し
そんな折
自治体の経費節減政策により
エディの地区の民生係は
他地区への吸収が決まる
勤続22年のエディは解雇を通告される
仕事が丁寧過ぎて非効率的かつ不経済
向かいの遺体が最後の仕事
どこかに娘がいるらしい・・・
![エディ・マーサン](https://stat.ameba.jp/user_images/20160120/20/marumaruhiko/9e/17/j/t02200124_0400022513545832638.jpg?caw=800)
静かで青白い顔の主役
44歳より老けて見える
原題と全然違う邦題
イングランド版 「 おくりびと 」ではない
死者をおくる作法はさほど描かれない
主は
死者を知る人を探し
生前の足跡を辿る旅
静かな坦々とした映画
静かに死者を尊びましょう
死んだら死体は
どうとでもしてくれて
かまわない
葬式もてきとうでいいし
面倒ならしなくてもいい
花も線香もいらない
個人的には
多少気遣うなら
煙草の煙をかけて欲しい
行くべき処は
自分で見つけて
勝手に行きます
![ジョアンヌ・フロガット](https://stat.ameba.jp/user_images/20160120/20/marumaruhiko/ad/35/j/t02200124_0800045013545834747.jpg?caw=800)
2013年 UK/イタリア映画 91分
![訪問地](https://stat.ameba.jp/user_images/20160120/20/marumaruhiko/58/96/j/o0371050613545835454.jpg?caw=800)
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