lapse = 経過、過失、逸脱、空白
監督 ブラッドリー・キング
出演 ダニエル・パナベイカー
マット・オリアリー
ジェイソン・スピサック 賭けの胴元アイヴァン
シャロン・モーン B氏の同僚、ハイデッカー博士
無名画家のマット
現在スランプ
大家さん手伝いで小遣い稼ぎ
親友のジャスパー ( ギャンブル狂いのプー太郎 )
恋人のダニエル (作家志望のウエイトレス)
と、一軒家に３人暮らし
*
向かいのB氏が家賃を滞納
警備員のビッグ・ジョーも
そういや最近見てないな
ダニエルが様子をに行く
応答なし
家の中へ
何か変
マットとジャスパーも見に行く
壁全面に貼られた無数のポラロイド写真
全部同じアングル
窓から撮られたマットたちの居間
マットたちの家の窓に向けられ
床にボルトで固定された物々しいカメラ
写真の中には
記憶にない場面もある
*
その夜
ダニエルが洋服掛けを倒す
この場面、写真と同じ？
ひょっとして
明日を写すカメラ？
*
もう１度、B氏の家へ
夜８時ちょうど
カメラのシャッターが落ちる
タイマーがついてる
出て来た写真には
大勢に囲まれた自分たちが写ってる
これは明日？
明日は友人の婚約パーティー
B氏の日記発見
最後の記述は１週間前
恐ろしい死を見てしまった
未来は変えられるのか？
そう言えば
倉庫の前にB氏の帽子が落ちていた
倉庫の中で
B氏の死体発見
( 焼死みたいだが、服は燃えていない )
*
警察に連絡しようとするマットを
ジェスパーが止める
未来カメラを利用して金を稼ごう
写真では警察には連絡してないようだし
とりあえず１日様子を見るべし
*
夜は予定通りパーティー
８時
マットはB氏のカメラを見に行く
出て来た写真には
賭けレースの結果を持つジャスパー
と、
完成したマットの絵
*
ダニエルの考えでは
カメラが未来を写すなら
写真に沿って行動した方が安全
写真から逸脱すると未来は止まる
誰かみたいになる
そんで
B氏の死は隠しましょ
*
写真に即した生活を送る３人
でも
B氏の死を隠し続けるのは大変
写真には
いいことばかり写るとは限らない・・・
未来の写真を利用して
明るい未来を掴もうと企んだら
未来の写真に操られ
土壺にはまってゆく
ブラッドリー・キングの
監督デビュー、インディーズ映画
彼が誰だか知らないけど
タイム・パラドックスを描いた
SF・スリラー
いや、
意図的に変えないようにもするし
変えようとしても
未来は変えられず
タイム・パラドックスを起こらない
時間はシャッフルされない
矛盾がない分SFとしては好感が持てるが
主役たちに好感がもてず
主役の女性をアホに描き過ぎて
落ちもすっきりしない
世紀の大発明をしたB氏は
他に写すものはなかったのか？
アメリカ人はカーテンは閉めないのか？
2014年 アメリカ映画 104分
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