監督 クリストフ・ガンズ
美術 ティエリー・フラマン
出演 ヴァンサン・カッセル
レア・セドゥ
アンドレ・デュソリエ
エドゥアルド・ノリエガ
イボンヌ・カッターフェルト
２人の子供に
本を読む母親
昔 裕福な商人がいました
商人アンドレは妻の死後
３人の娘と３人の息子に愛情を注ぎました
３隻の船が商人の財産でしたが
航海から戻る途中 嵐に遭いました
船は巨大な波に飲み込まれ
帰って来ませんでした
１か月で破産
商人の親子は豪邸を手放し
７人で田舎に引っ越す
末っ子レアは兄と庭の草を刈り
美しく快適な家にしました
*
難破した商人の船が漂着
商人は喜び勇んで荷を受け取りに港に行くが
船も積荷も借金のカタに取られ
ぬか喜びの骨折り損のくたびれ儲け
*
商人は帰る途中
吹雪の森の中で迷い
無人の古城にたどり着く
無人なのに食卓に溢れる食事と酒
サイドテーブルには山のような宝石
タイミングよく現れる馬
商人はたらふく食べて美酒に酔い
宝石などを馬に乗せ城を出るが
庭の薔薇を見て
レアから土産に薔薇を頼まれたのを思い出し
一輪折る
そこへ飛び出す野獣
盗人商人を殺そうとするが
家族への別れの猶予を１日与える
*
帰宅した商人
話を聞きベルは
父の代わりに城へ
野獣はレアを殺さず
城に住まわせる
*
ベルは夢を見る
*
*
イボンヌは
城主カッセル王子の妻
カッセルは狩りが好き
最大の目当ては黄金の雌鹿
イボンヌはカッセルが狩りに行くのが嫌い
黄金の雌鹿狩りを止める約束をさせる
カッセル王子にとって約束はどこ吹く風
黄金の雌鹿を狩る
雌鹿は今際の際に
イボンヌに姿を変える
彼女は森の精
イボンヌの父である森の王は怒り
カッセルに魔法をかける
女に愛されるまで野獣の姿でいろ
*
*
ベルは一時帰宅を許される
家は長男の放蕩で借金まみれ
*
長男は城の宝を盗みに行くが
途中で金を借りたノリエガに会う
彼は強欲だったので宝を横取りしようと・・・
映像は綺麗だけど
ストーリーは納得できない
元々が、そういう話だから
しょうがないけど
森に閉ざされて
外界から出入り不可能な城
遭難しかけた商人に憐れみをかけ
城に導いたのは誰？
料理を作ったのは誰？
野獣？ 死んだ森の精？
高価なお土産まで用意して
目的は何？
これはヒロインをおびき寄せる罠？
だとしたら
遠くにいるヒロインを何故知った？
娘を殺した不実な男に呪いを掛けて
別の女と恋したら呪いを解くって
どういう理屈？
野獣は心から反省してるの？
このブログに
野獣の写真が一枚もないけど
獅子みたいな野獣が
ちゃんと出てきます
2014年 フランス/ドイツ映画 113分 制作費4,900万ドル
セザール賞 美術賞受賞
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