" 寄生獣 "
監督 山崎貴
原作 岩明均
出演 染谷将太
深津絵里
橋本愛
山谷花純
余貴美子
北村一輝
國村隼
人間の数が半分になったら
燃やされる森の数も
半分で済むのだろうか
人間の数が百分の一になったら
垂れ流される毒も
百分の一になるのだろうか
地球上の誰かが ふと思った
みんなの命を守らなければ
深海の謎の小生物が海上に浮上
港に上陸、貨物に侵入
日本各地に分散
*
民家に侵入
人間の耳から体内に侵入
*
民家に侵入
眠る将太
耳にはiPhoneのイアホン
耳から入れない
鼻から入ろうとして
翔太は目を覚ます
あわてて右手から入る
*
翌朝
将太は母貴美子と2人暮らし
なんか右手がしびれる
*
耳から侵入された男
顔が割れ、でかい口
妻を食べる
***
将太はヘタレ高校2年生
同級生の愛
将太の右手が勝手に動く
びよんと伸びる
*
帰宅
右手を色々調べてるうちに
右手が変形
目と口が出現
脳を奪うことに失敗し残念
右手に定着した今となっては
移動は不可能
寄生した以上
宿主と切り離されては生きていけない
右手生活を余儀なくされ
自分の名前を"ミギー"とす
ミギーは自分が何者か判らない
寄生する前の記憶がない
猛勉強
知識欲旺盛
*
将太は美術部
愛も美術部
部員花純は愛と
将太をからかう
*
各地で
人間が喰われる事件多発
*
未だ自分の正体が判らないミギー
同種を感知、興味津々
人間を食す同種を発見
同種は将太も喰おうとする
ミギーが返り討ち
宿主が死んだら生きてゆけない
*
連続惨殺事件を調査する刑事國村
現場で指紋を発見
*
高校の化学の新任教師絵里
ミギーは同種の脳波を感知
驚き
脳を奪いながら
その人間固有の身分を引き継ぎ
問題なく社会生活を営んでいる
絵里も同種を感知
絵里は
パラサイトネットワークに所属
怪しまれず人間を食べる方法
人間との共存の可能性
自分たちの存在理由を見つける会
絵里は将太を呼び出し
ミギーをネットワークに誘う・・・
人間はあらゆる動物を殺し食べる
それに比べ
人間しか食べない寄生獣は
人間より慎ましい
悪魔の定義を調べると
地球上の生物で
最も近いのは人間である
原作の漫画が
たまに行くお好み焼き屋さんに置いてあって
でも、3巻までしかなく
いつまでたっても買い足してくれないので
3巻までしか読んでない
CGの発達で
なかなかうまく再現している
残虐だけどコミカル
風刺が効いていて好き
4巻以降こんなことになっていたとは
基本コンセプトは
「 デビルマン 」と同じ
地球環境を最も破壊しているのは
人間で
地球環境を守るために
動物を1種だけ絶滅させるとしたら
人間を絶滅されるのが
最も有効なのは間違いない
美しい地球を取り戻そうと
人間の肉体を乗っ取り
人間減らしに乗り出した寄生生物
寄生に失敗し
人間の意識の残った
半寄生半人間
寄生された人間を狩る人間
三つ巴の戦いを描く
2部作の1作目
続編が
変なヒューマニズムに
陥らなければいいが
無駄な人間が多過ぎる
数を減らしましょう
10増10減じゃ
減ってないじゃん
2014年 日本映画 109分
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