「 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言 "


監督 森崎東
音楽 宇崎竜童
出演 倍賞美津子
   原田芳雄
   平田満
     上原由恵
      ジュビー・シバリオス
    泉谷しげる
    殿山泰司
   梅宮辰夫


名古屋あたり
非行中学生、タマ枝、正、他1人
授業をサボって
教師から修学旅行の積立金を強奪
金を運んでいた担任平田先生を脅し逃亡

 ***
ミツコ姉さん名古屋に帰って来る
倍賞美津子

タケ子が営む飲み屋沖縄波の上の2階が住まい

ミツコは1970年のコザ騒動で
沖縄を離れてから33歳の今日まで
旅回りのヌード・ダンサー

ここは人呼んで
沖縄人共和国波の上租界

飲み屋沖縄の常連殿山船長
タケ子にほの字

 *
ヤクザ風原田
夜の繁華街で非行タマ枝を発見

原田は元暴力団
不義理を働いて組長に負い目あり
ヨシエなる女を勝手に足抜けさせた

 *
原田は非行タマ枝を飲み屋沖縄に連れ帰る
非行タマ枝はタケ子の娘
原田はミツコの内縁の夫


非行正はミツコの弟
拉致した平田先生を
飲み屋沖縄の物干しに隠す


非行タマ枝は学校に身代金を要求

非行タマ枝は妊娠中
堕ろす金が欲しい
強奪した金は逃走中に紛失


教頭が飲み屋沖縄に乗り込んでくる
 警察には届けんがお前らは退学
 身代金は払わん
 平田先生はグルに違いない


ヨシエはミツコの幼馴染
ミツコに頼まれて原田が足抜けさせたのに
また元居た鶴賀に戻った
下手したら殺される


ミツコと原田は
物干しで平田先生発見

非行タマ枝らと今後の対応を協議
話まとまらず
ミツコと原田は喧嘩


平田先生はミツコに同情
ヨシエを探しに鶴賀へ向かうミツコに同行


ヨシエの家は美浜原発の近く
ヨシエの恋人泉谷は原発で働いていたが
放射線を浴び過ぎて死んだ、らしいが

泉谷は原発ジプシー
原田も原発ジプシー

 原発は定期検査が必要
 雇われる臨時人夫は
 原発ジプシーと呼ばれる

死んだヨシエの恋人泉谷について
捜査する梅宮
その死に疑問を抱く


ミツコを慕う
ジャパゆきさんジュビー
ヨシエに連れられ逃げる・・・



   時事問題をえぐり現代日本の闇を描く
   辛口ブラック・コメディ

   題名からは想像しにくい内容で
   後半はもうコメディではなくサスペンス
   テーマは重い



     原発ジプシーが死ぬと
     どこからともなく
     ヘリコプターが飛んで来る



   原発ジプシーの基本的構図は
   今も変わらない


 倍賞美津子


1985年 日本映画 105分



   原発が危険なのは
   原発が事故を起こすから
   よりも
   使用済み核燃料の最終処分施設がないから

   原発は
   下水処理場のない下水道
   下水管が壊れる壊れないに関わらず
   いずれ どこかに垂れ流される



 美浜原発