immigrant = 移民
監督 ジェームズ・グレイ
撮影 ダリウス・コンジ
出演 マリオン・コティヤール
ホアキン・フェニックス
ジェレミー・レナー
エリス島、ニューヨーク. 1921.１月
米国への入国手続きを待つ移民たち
その中の２人、エヴァと妹マグダ
マグダは手続きの前に肺病で隔離され
エヴァの入国審査
母国はポーランド
( ポーランドはソビエトと戦争中 )
叔母を頼って来たが住所に不備あり
素行に問題あり、の記載もあり
入国は許されず
それを見ていたのは
旅行者援助会を名乗るホアキン
入国審査官に金を渡し
エヴァは入国を許可される
*
ホアキンはショーパプの雇われ興行師
エヴァは行き掛かり上断れず
ショーパプで働き出す
ホアキンは傍らで売春の斡旋
病気の妹を引き取るなら
金が掛かると言われエヴァは止むを得ず
*
エヴァは
ゲストの手品師ジェレミーと親しくなる・・・
原題は"移民"
ポーランドからアメリカに来た移民が主役
主役エヴァが告白するのは
映画の中盤で神父への懺悔の２分ほど
ストーリーとは直接関係ない
神は
迷える子羊を救うのがとっても好きだから
死ぬ直前まで迷い続けた方が救われますよ
移民エヴァが離れ離れになった妹と
再会するまでの苦労を描いたヒューマン・ドラマ
最後は結局金、賄賂社会
雇われ興行師ホアキンは
そんなに悪い人じゃなかった
映画らしい映画で
悪い作品ではないが
展開がゆっくりし
全体が暗いので
途中が少々退屈
2013年 アメリカ/フランス映画 117分 制作費1,600万ドル
NY批評家協会賞 女優賞、撮影賞受賞
全米批評家協会賞 主演女優賞受賞
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