" 江ノ島プリズム"
監督 吉田康弘
出演 福士蒼汰
野村周平
本田翼
未来穂香
吉田羊
西田尚美
江ノ島近く
小学3年生の蒼汰と周平と翼
仲のいい3人組
周平はその頃から病弱だった
***
2012年12月20日(木)
母尚美に起こされる蒼汰
今日は周平の三回忌
*
*
高校2年の冬
周平は突然死んだ
翼を見送ろうと全力で走って
翼は蒼汰に何も告げず
イギリス留学に発った
*
*
三回忌の後
蒼汰は周平の部屋で本を見つける
"君もタイムトラベラー"
形見にもらう
帰りの江ノ電の中で試してみる
目の前に周平が居る
今は2010年12月19日(日)
翼に呼び出されていた
"その日の蒼汰"は
食中りで家から出られなかった
周平と翼は蒼汰の変化に気づかない
服はいつもと違うけど
翼が学校の掃除当番で
蒼汰と周平は手伝い
理科室でプリズム発見
紐で括って窓際に吊るす
すっごい きれいぃ
蒼汰、所属するバスケ部に見つかる
仮病でサボったと思われ
ボールをぶつけられる
気絶
*
*
2012年12月20日(木)
母尚美に起こされる蒼汰
今日は周平の三回忌
蒼汰は三回忌の前に学校へ
理科の羊先生
2年前プリズムでいたずらした輩は確かにいた
羊先生はオカルト研究会の顧問
蒼汰は時間旅行について質問
*
前回と同じ手順で
2010年12月19日(日)
さっきの少し後
この学校には地縛霊穂香ちゃんの噂あり
実は時間に囚われた少女
タイムパラドックスに詳しい・・・
コメディ半分の
SFファンタジー
タイムパラドックスの古典的命題
過去に戻って
自分が生まれる前の親を殺したら
自分はどうなるか
過去に戻れても
自分が生まれる前の親は殺せない
例えば
自分の靴紐を自分で引っ張っても
宙に浮けないように
それが物理法則
別の考えでは殺せる
いわゆるパラレルワールドの考え方
但しこの場合
自分を産んだのは過去Aの母であり
殺すのは過去Bの母そっくりの女性なので
厳密には自分の母ではない
映画はパラレルワールド的世界
友人が死んだ現在Aの青年が
未来Aから過去Bに行き介入
青年が介入したが友人が死んだ現在Bに戻り
未来Bから過去Cに行き介入
青年が介入したが友人が死んだ現在Cに戻る
の繰り返し
記憶の問題とか
理論的に矛盾が見られ
2年前に介入したら
20年前から変わっちゃったとか
意味不明で
SFというよりファンタジー
コメディに徹すれはそれでも良かったが
ヒューマン・ドラマ風の後半で
面白み半減
2013年 日本映画 90分
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