「 太陽の墓場 」 | 0・・映画toほげほげ

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★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 太陽の墓場 "


監督 大島渚
出演  津川雅彦
    炎加世子
    佐々木功
    川津祐介
   伴淳三郎


 あらすじ、ネタバレ御免

日雇作業員を集め
元陸軍衛生兵に血を採取させ
化粧品メーカーに売る加世子

見張り役の2人は
愚連隊津川の子分

2人(ぐ)
町で出会った功と辰夫を津川(ぐ)に紹介

津川(ぐ)は売春斡旋屋
売春婦は拉致して軟禁

その街は大浜組のハマ
津川(ぐ)は大浜組に隠れて商売

加世子は愚連隊の新人功が気に入る

(ぐ)と辰夫(ぐ)はアベックを襲い
金品を強奪、女を犯す
男は自殺

ドヤ街で暮らす加世子
加世子の父三郎はピンハネ親分

加世子の血売り商売は
居候の動乱屋に乗っ取られ

加世子は津川(ぐ)と組むが
分け前が少ないので仲間割れ

加世子はまた動乱屋と組んで
血売りを再開

犯された女が功(ぐ)を襲い
加世子が女を殺害

(ぐ)は愚連隊を抜けようとして
辰夫(ぐ)を殺害

加世子は功から
愚連隊のドヤを聞き出し
大浜組に教えて

愚連隊は大浜組に潰されて
功は津川(ぐ)に殺され
津川(ぐ)は電車に轢かれ

加世子は何もかも嫌になって

動乱屋は戸籍売りもしてて
子分の戸籍も売って大混乱

動乱屋のバラックも
隣の三郎(父)のバラックも燃え落ちる

加世子は元陸軍衛生兵と
また血売りをしようと思う



   炎加世子



   この時代
   大阪の裏はこんなだった?


   次から次へと悪い人が出てきて
   あっちでモメてこっちでモメて

   ゴっチャゴチャした映画



   題名の意味も判らない


     太陽は数十億年後に赤色巨星となり
     数億年かけて白色矮星になり
     さらに数十億年かけゆっくりと
     暗く冷たくなってゆく

     太陽は非常にありふれた
     ちいさな星のひとつとして
     非常にありふれた運命をたどる

     もし
     完全に冷え切った状態を
     太陽の死と呼ぶなら
     熱も光も発したことのない地球は
     最初から最後まで死んだ星か

     もし
     太陽のおこぼれで
     生命を寄生させた地球を
     生きていると呼ぶなら
     コケのむした石も
     生きているか


   登場人物の中に
   太陽に似た人がいたか??



   前作がヒットして
   二匹目のどじょうを狙って
   慌てて作ったか


 炎加世子


1960年 日本映画 88分