「 ゴジラ 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " ゴシラ "


監督 本多猪四郎
特撮 円谷英二
音楽 伊福部昭
出演 宝田明
   河内桃子
   平田昭彦
   志村喬


 あらすじ、ネタバレ御免

8月13日
太平洋をのんびり航行する貨物船
突然の爆音
海中から発せられる閃光
19:05 北緯24゜東経141.2゜で沈没


連絡を受けた 沈没船引き揚げ株式会社の宝田所長
恋人桃子からのデートの誘いを断って
海上保安庁へ
河内桃子


救助に向かった貨物船も同地点で沈没
漁船も3隻同地点で沈没
海上保安庁では沈没の原因がつかめず


近くの島では不漁が続く
生存者1人島に流れ着く
大きな生き物がいたと証言

島のじっ様は"呉爾羅"だと言い出す
昔昔の言い伝え
 恐ろしくでけえ怪物で
 海の魚を食い尽くし
 陸へ上がって人間までも食う


ドスン、ドスン
大きな足音、島に上陸

島の被害は
破壊家屋17 死者9名
牛が12頭の豚が8頭

古生物学の志村博士の見解は
巨大生物の可能性あり
至急調査の必要あり


海上保安庁の船に乗り
調査団出港
志村とか桃子とか宝田とか
桃子は志村の助手で娘

片目の科学者平田も珍しく見送り

調査団が島を調査
足跡らしき陥没に放射能を感知
陥没内に三葉虫を発見
志村喬

島の奥山でドスン、ドスン
山奥から"呉爾羅(ゴジラ)"が顔を出す
 あれはジュラ紀の生物だ
海に消える
ゴジラ


志村博士の見解は

"ゴジラ(呉爾羅)"は
ジュラ紀から白亜紀にかけて棲息していた
海爬虫類から陸上哺乳類に進化する過程の
中間生物である
とみて ほほ間違いない
頭部から推定するに大きさは50m

水爆実験で生活環境が破壊され
海底の住処を追い出された
とみて ほほ間違いない
よって
ゴジラも相当量の放射性因子を帯びている


これは重大事
国民にはまだ発表すべきでない、と男性国会議員
事実は発表しろ!!と噛み付く野党の菅井きん議員


政府はゴジラ災害対策本部を設置
船舶の被害は既に十七隻
 漁民の関心事はゴジラより
 被害の補償問題


北緯23.0~.4゜東経138.0~.7゜で
ゴジラに対し艦隊による爆雷攻撃実施
爆雷攻撃


志村は古生物学者
珍獣ゴジラを殺したくない
爆雷攻撃に落ち込む


ドシン、ドシン
ゴジラ東京湾に出現
海中に隠れる


志村博士、ゴジラ災害対策本部に呼ばれる
抹殺方法を聞かれる
無理と返答
殺害方法より生態研究を優先すべし


20分前(映画時間)にちらっと出てきた
片目の科学者平田は
桃子の幼馴染で元婚約者
戦争で片目を失い婚約を解消した
性格は曲がってない

今は1人ひっそり
うきゃーーな実験に没頭
桃子には内緒で見せてあげる


ドシン、ドシン
ゴジラ東京湾に再び出現
上陸

にもかかわらず
電車はそのまま運行
品川運転所付近で
ゴジラに衝突

ゴジラは
八ツ山橋を破壊し海へ消える
八ツ山橋


各国の調査団 続々と到着

20日
観音崎北東24kmの海中を
 (東京湾はそんなに広くないけど)
北西に向け移動中のゴジラを発見

防衛隊出動
海岸線に沿って高圧電線を張り巡らし
ゴジラを感電死させる作戦
港区品川区大田区に退避命令


ゴジラを殺そうとする政府に
志村博士は落ち込む
ゴジラは生物学の貴重な研究資料


ゴジラ海より出現
芝浦地区に上陸
高圧電流をものともせず
防衛隊の砲撃をものともせず

口から高温ガスを噴射
鉄塔を溶かす
町を焼く

火災は火勢猛烈を極め 消化の見込みなし
戦車隊全滅

ゴシラは辻警戒地域を突破
銀座四丁目を進撃
松坂屋も崩壊、和光ビルも崩壊
和光ビル

数寄屋橋方面に移動
ゴジラの通過した
銀座尾張町から新橋 田町 芝 芝浦は全くの火の海

日本劇場も崩壊
日本劇場

国会議事堂も崩壊
国会議事堂

テレビ塔も崩壊
 (東京タワーはまだない)

ゴジラは上野から浅草に抜け
隅田川を南下
勝鬨橋を壊し東京湾へ
勝鬨橋

し進路

戦闘機からミサイル攻撃
ゴジラは海中に消える
外海へ外れた模様


被害甚大
死傷者多数

ゴジラ再上陸も予想される


桃子はもう黙ってられない
科学者平田を喜んで裏切る
30分前(映画時間)に見た
うきゃーーな秘密実験内容を
宝田に話す

それは
海中生物を骨にするカプセル?

水中の酸素を一瞬にして破壊し尽くし
あらゆる生物を窒息死させ
そのあとで液化してしまう
オキシジェンデストロイヤー

砲丸大一個で
東京湾を死の墓場と化すことも可能

公表すれば破壊兵器に転用されること必死
あまりの恐ろしさに
平田は公表を封印


ゴジラを倒すにはそれしかない
宝田は平田を説得

将来の危険を封印するため
目の前の不幸に目をつぶるのか

平田は研究資料は破棄


海上からガイガーカウンターで
ゴジラの所在を確認

平田と宝田が潜水服を着て
海に潜る
平田昭彦

海底にゴジラ発見
平田はオキシジェンデストロイヤーを
水中に放出

海上に逃げる宝田
平田はゴジラの死を確認し
自らの命を断つ


このまま環境を破壊し続ければ
第2のゴジラが現れる、、、かもね



   最期



   世界に輸出され
   世界でヒットした
   怪獣映画の金字塔

   ゴジラ・シリーズ第1作
   小津安二郎も絶賛



   昔テレビで見てから久しぶり
   記憶以上にしっかりした脚本だった



   円谷英二は怪獣映画のイメージが強いが
   以前からコツコツと
   一般映画で特撮を担当している



   河内桃子がブラジャーをしてる

   少し前まで女優も
    (原節子とか高峰秀子とか)
   ノーブラだった

   この頃、日本にブラジャーが
   普及し始めた

   ファッションでも最先端の映画


 河内桃子


1954年 日本映画 96分