「 凶悪 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 凶悪 "


監督 白石和彌
原作 新潮45編集部
出演 山田孝之   宮本太一
   ピエール瀧
   池脇千鶴
    小林且弥
    松岡依都美 犯人の内縁の妻 
    村岡希美   中瀬ゆかり


 七年前

暴力団組員ピエールは

ムショで知り合った
中途半端モンモン男を橋から河に落とし

女に致死量のヤクをうち
裏切った舎弟に灯油をかけ燃やし

濡れ衣の舎弟小林を撃ち殺し

逮捕される

 ***

"新潮45"の編集長ゆかり
死刑囚ピエールから手紙を受け取る
ピエールは収監中、最高裁に上告中

"新潮45"の記者、宮本
その手紙を渡される

 *
宮本はピエールに面会
ピエールは告白

 手紙の内容は本当です
 実は、自分には余罪が3件あります

 1人目のじいさんは
 焼却炉で燃やしました

 2人目のじいさんは
 土地を転売し生き埋めにしました

 3人目のじいさんは
 保険金をかけ酒を飲まして殺しました

 3件の首謀者は
 自分が"先生"と呼んでいた男です

 そいつが娑婆でのうのうとしているが許せない
 俺は"先生"にはめられて可愛がってた舎弟を殺した

 *
宮本は妻千鶴と痴呆症の母と3人暮らし
千鶴は介護でくたくた
池脇千鶴

宮本は解決策を先延ばし

 *
"先生"と呼ばれていたのはリリー
無免許の不動産ブローカー

中瀬編集長は記事にならないと判断

宮本はピエールに再度面会
記事にしてくれと泣いて頼まれる


宮本は編集長に無断で調査を続ける
でも
事件は10年近く前
ピエールの記憶は曖昧
被害者の名前も覚えていない


少しづつ出て来る事実
ピエールの告白は信憑性が高い?
でも物証がない
編集長は記事の許可を出さないが・・・



   ピエール瀧



   実在の事件を元にした
   フィクション


     事件の解明に
     記者の家庭問題を織り交ぜて描く

     45分から45分間
     取材と関係なく
     過去の事件が再現されるので
     真相に迫る謎解き的楽しみはない

     この部分は怒号の連続なので
     気分が悪い

     これが終わると
     記者の調査はいつの間にか終わっていて
     仕事で家を空けてばかりの記者への
     妻の怒りと愚痴、夫である記者の開き直り

     その後
     すぐ取材は記事になり
     すぐ" 先生 "と呼ばれていた男は逮捕される


    と言うわけで
    記者の記者らしい場面は短く
    物足りない


 山田孝之


2013年 日本映画 128分