" Stoker "
監督 パク・チャヌク
出演 ミア・ワシコウスカ
マシュー・グッド
ダーモット・マローニー
ジャッキー・ウィーヴァー
ニコール・キッドマン
パトカーに止められ車を降り
道路脇の草むらを眺める
ミア・ストーカー
彼女は人並み外れた聴覚の持ち主
それ以外の感覚も
***
屋敷の広大な庭の中を捜しまわるミア
お目当ての18歳の誕生日プレゼントは
木の上で発見
毎年、誕生日プレゼントは靴と決まっていた
でも今年は
箱の中は空で
鍵が1つだけ入っていた
そして、その日
*
父ダーモット・ストーカーの葬儀に
母ニコール・ストーカーと参列するミア
父は交通事故で死んだ
ミアは母ニコールが好きではない
ミアはパパっ子だった
パパと狩りに行くのが好きだった
狩りはミアの救いだった
ニコールは
母親らしいことは何もして来なかった
事故は奇妙だった
いろんな噂が流れた
ダーモットは車ごと橋から落ちた
2州も先で何をしていたのか
葬儀に遅れてやって来たのは
ニコールが結婚する前から
音信不通だった父の弟マシュー・ストーカー
外国で行方不明と聞いていた
彼はまったくの謎で
親戚には彼の存在すら知らない人もいた
葬儀なのに喪服も着ていない
ミアはマシュー見て青ざめる
家政婦マクガーリック夫人は
マシューを見て一瞬、凍りつく
ニコールはすぐにマシューと打ち解ける
マシューはその日から屋敷で暮らし始める
庭の手入れを始める
ミアは離れで
マシューと言い争うマクガーリック夫人の声を聞く
ずっと婦人は秘かにマシューに連絡をしていた
マクガーリック夫人は
その日から静かに姿を消す
ミアはマシューの鞄を調べる
プレゼントと同じ箱を見つける
ミアは高校で一番の優等生
極端な無口で友人はいない
イカレてるとの噂
大叔母のジャッキーが訪ねて来る
しばらく滞在する予定
マシューが今まで何処に居たかを知っている
あることをきちんと解決しないと
遺産よりも厄介な問題を
ニコールはジャッキ-叔母さんが嫌い
聞く耳を持たない
ジャッキー叔母さんは
マシューを警戒したが・・・
99分と短い映画なのに
話の展開はゆったり
事件が起こっているのに
何もなかたかのように
静かに流れて行く
編集の仕方がオシャレ過ぎて
流れが分かりづらい部分がある
感覚がどう鋭いのか
それがどう人格形成に影響したのか
判りづらい
心の変化が読みづらい
オシャレにこだわり過ぎた
サスペンス・ミステリー
原題は"ストーカー"
でも
"着け回す"の意とは綴りが違う
邦題を"ストーカー"にしたら勘違いする
だから
邦題を"ストーカー"にできなかったんだな
そこで付けた邦題が
"無垢の庭"
どんな庭か判らない
死体を埋められても
庭には責任はありません
ってことか?
2013年 アメリカ/UK映画 99分 制作費1,200万ドル
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