" LIMITLESS "
監督 ニール・バーガー
原作 アラン・グリン
出演 ブラッドリー・クーパー
アビー・コーニッシュ
ロバート・デ・ニーロ
アンナ・フリエル
トーマス・アラナ
奴に追われ
引っ越したばかりの
高層ビルの一室から
飛び降りようとするクーパー
IQ4桁のクーパーは
ささいなミスをした
世界を揺るがす目前だったのに
*
時間は少しさかのぼって
クーパーはニューヨーク在住のSF作家
バーと部屋の往復で数ヶ月
筆は全然進まない
恋人アビーからも捨てられる
クーパーはバツイチ
大学卒業後すぐアンナと結婚し
すぐ捨てられた
アンナの弟はヤクの売人
町でばったり出会う
新ヤクを薦められる
どこかの製薬会社の新ヤクで
その会社は
脳内の ある回路を活性化する受容体を発見した
通常、人間は脳の20%しか使っていない
このヤクは脳の力の100%を引き出せる
市販されれば1錠800ドル?
1錠もらう
飲んでみる
脳細胞が活性化
世界がくっきり見える
過去の記憶が全て蘇る
細切れに得た情報が
前頭葉で結びつき有用な情報に変わる
感覚が研ぎすまされる
すべきことが見える
小説を一晩で書き上げる
しかし
翌朝には脳細胞の活性状態は元に戻る
クーパーはもっとヤクを貰おうと
元妻アンナの弟の部屋を訪ねるが
彼は殺されていた
クーパーは彼の部屋から
隠し金と
大量のヤクを探し出す
( 100錠?200錠?300錠? )
ヤクの効能を享受するクーパー
金も仕事も女も
転がり込んで来る
クーパーは
大物投資家デ・ニーロから
アドバイスを求められるまでになる
デ・ニーロは大きな合併を計画している
しかし
時に記憶が飛ぶ
ヤクにも限りがある
見知らぬ男に狙われる・・・
その薬は
かなり世に出回っているらしい
デ・ニーロの立ち位置が不明確
彼は結局、何者?
映像は悪くないが
ナレーションが多くて
落ちも
全部自分で説明しちゃっうってのは
安易すぎないか
上手く行き過ぎの結末は
爽快を通り越して唖然
ブラック・コメディにすれば
良かったのに
2011年 アメリカ映画 105分 制作費2,700万ドル
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