「 マンク 破戒僧 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " le Moine "

    Moine = 僧侶


監督 ドミニク・モル
原作 マシュー・グレゴリー・ルイス
出演 ヴァンサン・カッセル
   デボラ・フランソワ
   ジョセフィーヌ・ジャピ
   ロクサーヌ・デュラン


1595年12月7日、アンブロジウスの日
雷鳴轟く夜
修道院の前に赤子が捨てられる


赤子の右肩には手の形をした赤いアザがあり
悪魔の刻印だと怖がる修道士もいたが
修道院長は赤子を修道院に引き取り
アンブロジウスと名づけた

アンブロジウスは18歳で修道誓願をたて
厳格と美徳の鑑となり
尊敬と畏怖の対象になった

情熱と説教の才能により
アンブロジウスの名声は知れ渡った


アンブロジウスの説教を聞くため
多くの人が集まる

説教を聞きに来た商人の娘ジョセフィーヌ
ジョセフィーヌ・ジャピ

感動して失神
彼女を介抱する名家の息子ロレンゾ
2人は恋に落ちる

ジョセフィーヌの母は重い病


仮面を被ったをフランソワが
修道士になりたいと修道院に来る
顔に大火傷を負ったらししい


近隣の女子修道院から
修道女たちが来る

アンブロジウスに告解する
修道女ロクサーヌは恋人がいる
アンブロジウスは女子修道院長に告げ口する

ロクサーヌは幽閉され
飢え死にする


さて
修道士フランソワは
本当は女だった
火傷もしていなかった
アンブロジウスはフランソワに癒される
デボラ・フランソワ


重い病の母の心を癒してくれと
修道院にやって来たジョセフィーヌ
彼女の姿は
アンブロジウスが夢に見るマリアとそっくりだった
ジョセフィーヌ・ジャピ


アンブロジウスは
ジョセフィーヌに恋をする・・・



   ジョセフィーヌ・ジャピ



    邦題の"マンク"はどこから来た?

    原題は"le Moine"
    マンクとは発音しない

    Moineに相当する英語はMonkで
    これならマンクと発音するが
    日本語ではモンクが一般的



   男は美人に恋をする
   金持ちでも僧侶でも

   だけど
   僧侶にとって恋は罪


  誉れ高き聖人から
  破戒僧に転落した男の物語


   生臭坊主は
   地獄の火で焼かれろ



  セリフがとても重要な映画
  字幕版でみると
  画面から目が離せないので
  緊張を強いられる

  所々で
  美しい映像が見られる



   性欲が罪で
   禁欲が崇高なら
   崇高な人が世に蔓延れば
   人類は滅ぶ
    
   確かに
   人類が滅んだ方が
   地球のためかも知れないが


   何が正しいかを考え続けると
   頭が痛くなる


 ヴァンサン・カッセル


2011年 フランス/スペイン映画 100分 制作費1,500万ドル