「 メランコリア 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " MELANCHOLIA "

       = うつ病


監督 ラース・フォン・トリアー
撮影 マヌエル・アルベルト・クラロ
出演 キルスティン・ダンスト
   シャルロット・ゲンズブール
   アレクサンダー・スカルスガルド
   シャーロット・ランプリング
   キーファー・サザーランド
   ジョン・ハート


立ち尽くす人
落ちる鳥の群れ
空に向かって放電する指
接近する惑星
吸い込まれる地球

惑星



  第1部
 キルスティン

細く曲がりくねった田舎道
長過ぎるリムジン
新婦キルスティン
新郎アレクサンダー

披露宴に2時間の遅刻
待ちわびる新郎の姉シャルロットG
姉の夫キーファー
空にはアンタレスが赤く輝く

とても盛大な披露宴
父ジョンのスピーチ
それに水を差したのは
母シャーロットRの刺のあるスピーチ

キルスティンを心配する姉
しかし
キルスティンはもう披露宴が耐えられない
キルスティンには鬱傾向がある

1人会場を抜け出すキルスティン
見上げる空
アンタレスが消える・・・


  キルスティン・ダンスト


  第2部
 シャルロットG

夫と息子と別荘に滞在中のシャルロット
気がかりなのは惑星メランコリアの動き

黒かったメランコリアは青くなり
アンタレスをさえぎり太陽の裏側へ

公式発表は
5日後に地球に最接近、衝突はしない

ただし
衝突する、との噂もある

シャルロットには
心配するな、と諭したキーファーだが
もしもの時に備えて
食料・消耗品を買い足す


キルスティンは鬱が悪化
シャルロットは彼女を呼び寄せる

キルスティンは1人では何もできない
何を食べても味がしない


月ほどの大きさに見えるメランコリア

少しづつ
回復してゆくキルスティン・・・


  シャルロット・ゲンズブール



   惑星メランコリアの衝突により
   滅び行く地球を描いた
   SFバニック・ムービ
   ではない

   地球の行く末について
   主役たちはぎりぎりまで知らされない



   第1部は
   結婚披露宴に精神不安定になる花嫁と
   彼女を取り巻く人々を描く
   ヒューマン・ドラマ
   謎の惑星は話題にもならない

   第2部は
   鬱病の妹と
   妹と惑星メランコリアを心配する姉と
   彼女を取り巻く家族を描く     
   鬱病よりメランコリア



    地球の数倍の大きなの惑星が接近
    その時の地球の変化の描き方は
    非科学的で淡白

    不安との対峙がテーマ


    ラース・フォン・トリアー監督の中では
    比較的見やすい作品


 メランコリア


2011年 デンマーク映画 135分 制作費970万ドル
 ヨーロッパ映画賞 作品賞、撮影賞、デザイン賞受賞
 全米批評家協会賞 作品賞、主演女優賞受賞
 カンヌ国際映画祭 女優賞受賞