「 ヒューゴの不思議な発明 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " HUGO "


監督 マーティン・スコセッシ
撮影 ロバート・リチャードソン
美術 ダンテ・フェレッティ
視覚 ベン・グロスマン
   ロブ・レガト
出演 ベン・キングズレー
   サシャ・バロン・コーエン
   エイサ・バターフィールド
   クロエ・グレース・モレッツ
    ジュード・ロウ


小雪の舞うのパリ
1920年代?
モンパルナス駅
駅舎の大きな時計

その時計の裏から
駅の賑わいを覗く少年ヒューゴ

彼の住まいは駅舎の裏の機械室

別の時計からは玩具屋が見える
玩具屋の老主人は居眠りが多い


その日も
老店主は居眠り

居眠りの隙に
おもちゃを盗もうとするヒューゴ
老店主に捕まる


ヒューゴのポケットを調べる老店主
中身は壊れたおもちゃの部品と古い手帳

古い手帳に書かれていたのは
機械人形の作り方

老店主はヒューゴから手帳を取り上げる


ヒューゴは手帳を返して貰おうと
老店主の後をつける

老店主の家には養女クロエ
ヒューゴはクロエに
手帳を取り返す手伝いを頼む

なんか面白そう
クロエは協力を約束


ヒューゴの機械室には
壊れた機械人形


それはヒューゴの父ジュードが
博物館の屋根裏部屋で見つけた

父は時計職人で
壊れた機械人形を治すと約束してくれた

修理は難しかった
父は手に入りにくい部品などを
手帳にメモしていった

しかし
人形の修理が終わる前に
父は火事で死んだ

駅の時計整備係のおじさんは
ヒューゴはに整備をまかせ
帰ってこなくなった


老店主に手帳を返してくれと
何度も頼みに行くヒューゴ

老店主は壊れたおもちゃを渡し
直してみろとヒューゴの腕試し

難なく直すヒューゴ
老店主はヒューゴの腕を認め
店の手伝いとして雇う


ちなみに
老店主の名前はジョルジュ・メリエス・・・



   クロエ・グレース・モレッツ



   ジョルジュ・メリエスが
   すぐに誰だか分かった人は
   映画通

   ジョルジュ・メリエスは
   世界初のSF映画月世界旅行の監督

   彼の人生は
   機械人形を作った事と
   ヒューゴに出会った事以外は
   ほぼ映画に描かれた通りだったらしい


   華々しく成功し
   苦しい生活を送り
   晩年また認め直された



  邦題を見てファンタジーを想像したが
  違ってた

   映画でヒューゴは
   不思議な発明をしない

   原題( 小説の )は
   "ヒューゴの発明"

   でもヒューゴは映画の中で
   発明もしない

   原題( 映画の )は
   "ヒューゴ"

   ヒューゴは
   修理しただけ

   だからこの映画は
   "ヒューゴの丁寧な修理"


   ちょっと期待はずれ


 クロエ・グレース・モレッツ


2011年 UK/アメリカ映画 126分 制作費17,000万ドル
 アカデミー賞 撮影賞、美術賞、視覚効果賞、音響賞受賞
 ゴールデン・グローブ 監督賞受賞
 LA批評家協会賞 美術賞受賞
 放送映画批評家協会賞 美術賞受賞