「 ムーミン谷の夏まつり 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " Muumi ja Vaarallinen Juhannus "

    ムーミと真夏の狂気


監督 マリア・リンドバーグ
原作 トーベ・ヤンソン


木の船

ムーミン谷の六月の
ほんとうにあついある日

ムーミントロールは旅に出たスナフキンを待ち
ムーミンママは木の船をこしらえ
小さいミイはさいほうかごの中に隠れ
ミムラねえさんは小さいミイをしかり
ムーミンパパは新聞を読み
スノークのおじょうさんは暇を持て余していました


その日は夜になってもあんまりあつかったので
みんな、お庭でねることにしました

ムーミントロールとスノークのおじょうさんは
あつくてねむれません
すると
ジャスミンのしげみが、はげしくゆれ
われめが地面にひろがりました
地割れ


みんなはベランダでねることにしました

大きな音がしたのは、その時でした
小島の火をふく山が夜の空を明るくしました

洪水の大波がムーミ谷におしよせて
すべてのものを水びたしにしてしまいました

みんなは二階へあがってねました


ムーミンパパ

朝がもどってきました
火をふく山は
もうおとなしくなっていましたが
一階の水はひきません

ムーミントロールは水にもぐって
食器をとってきました
水にもぐる


水かさがましてきました
みんなは屋根の上に逃げました


ネズミ

大きなものが流れてきました
ムーミン一家よりも、もっと人数の多い大家族が
いっしょにのれるくらいの大きさでした

なにかの家であるにちがいありません
中にはだれもいません
みんなはその家にうつりました
劇場

とてもおかしな家でした
へんな物がたくさんありました


みえっぱり

中にはだれもいないと思っていましたが
年とった女の劇場ねずみのエンマがすんでいました
ここは家ではなく劇場だったのです

ところで劇場って何?・・・

エンマ



   日本のアニメとはちょっと違う
   パペット・アニメーション
   CGとも違う手作り感たっぷり

   字幕版を見たかったが
   DVDは日本語吹き替え版のみ


    トーベ・ヤンソンの祖国
    フィンランドの公用語は
    フィンランド語とスウェーデン語の2つ

    トーベ・ヤンソンは
    スウェーデン系フィンランド人なので
    フィンランド人だけど
    ムーミンはスウェーデン語で書かれた

    映画はフィンランド語で
    ムーミンはMuumi
    スウェーデン語の原作ではMumin
    英語ならMoomin
   

    主役は英語では
    Moomin troll
    trollは妖精とか不思議な生き物の意味

    フィンランド語では
    Muumi peikko

    英語のtrollはスウェーデン語由来
    スウェーデン語では
    Mumin trollet



    絵は日本のアニメより
    原作に忠実

    懐かしさ以外は
    大の大人が見るには
    それほど面白くない


 スナフキン


2008年 フィンランド映画 86分 製作費38万ドル



   フィンランド