" THE DUCHESS "
duchess = 公爵夫人
監督 ソウル・ディブ
原作 アマンダ・フォアマン
衣装 マイケル・オコナー
出演 キーラ・ナイトレイ
レイフ・ファインズ
シャーロット・ランプリング
ドミニク・クーパー
ヘイリー・アトウェル
ジョージアナ
1757年
ジョン・スペンサー伯爵の長女として
イングランド・オルソープで生まれる
オールソープ領地、イングランド
1774 4月
スペンサー伯爵婦人は
デヴォンシャー公爵家当主第5代
ウィリアム・キャヴェンディッシュに
長女ジョージアナとの結婚を薦める
デヴォンシャー公爵は承諾
6月に2人は結婚
ジョージアナ16才、ウィリアム25才
ロンドンのデヴォンシャー邸に住む
結婚してみたらウィリアムは女癖が悪い
メイドとの間に子供がいた
ウィリアムの取り巻きは政治家が一杯
ジョージアナは美人で
大衆にも人気者があり
選挙の票集めに協力した
ジョージアナ、長女を出産
2年後、次女を出産
その後2度流産
フォスター司教婦人エリザベスと知り合い親交を結ぶ
1796年、フォスター司教死亡
1782年
ウィリアム34才とエリザベス26才との情事が始まる
1790年
ジョージアナ33才、ウィリアム42才の長男を出産
ジョージアナとグレイ伯爵との情事が始まる
1792年
ジョージアナ35才、グレイ伯爵28才の子を出産
1794年、グレイ30才、ポンソーンビー男爵の娘18才と結婚
1796年、グレイの妻、長女死産
1797年、グレイの妻、次女出産
1798年、グレイの妻、三女出産
1799年、グリイの妻、四女出産
1801年、グレイの妻、五女出産
1802年、グレイの妻、長男出産
1804年、グレイの妻、次男出産
1805年、グレイの妻、三男出産
1806年、ジョージアナ死去。享年48才
1807年、グレイの妻、六女出産
1808年、グレイの妻、四男出産
1809年、グレイの妻、五男出産
ウィリアム61才、エリザベス50才と結婚
1810年、グレイの妻、六男を出産
1811年、ウィリアム死去、享年62才
1812年、グレイの妻、七男を出産
1813年、グレイの妻、八男を出産
1814年、グレイの妻、九男を出産
1819年、グレイの妻43才、十男を出産
1824年、エリザベス死去、享年64才
1830年、グレイ66才、首相になる
1932年、選挙法改正
1845年、グレイ死去、享年81才
1861年、グレイの未亡人死去、享年85才
イングランド貴族の階級は上から
公爵 Duke
侯爵 Marquis
伯爵 Earl
子爵 Viscount
男爵 Baron
の5つ
公爵は王家に次ぐ身分
なので伯爵の娘が公爵に嫁ぐのは
いわゆる玉の輿
しかも
キャヴェンディッシュ家は
財力があり
イングランドで最も影響力を持つ貴族の1つだった
ちなみに
デヴォンシャー公爵家当主は
初代から7代まで同じ名前で
ウィリアム・キャヴェンディッシュ
ジョージアナの父が初代スペンサー伯爵で
第8代スペンサー伯爵の長女がダイアナ妃
時代は違うが
2人の境遇に似た所も多い
原作が出版されたのは
ダイアナ妃が事故死した3年後
彼女の死に便乗した感あり
描かれるのはジョージアナ48年の人生のうちの
20年弱
生涯の邦題に偽りあり
1人の役者が誰かの人生の長い年月を演じると
始めと終わりのギャップを埋めるのが難しい
ジョージアナを演じたキーラ・ナイトレイ
撮影当時23才
16才を演じるには多少無理があるがまあいい
デヴォンシャー公爵を演じたレイフ・ファインズ
撮影当当時45才
25才を演じるのにはかなり無理がある
ジョージアナの愛人を演じたドミニク・クーパー
撮影当時29才
流石に10才には見えない
華やかな貴族社会の
どろどろ男女関係を描く
金をかけた昼メロみたいな話
退屈
2008年 UK映画 110分 製作費2,500万ドル
アカデミー賞 衣装デザイン賞受賞
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