監督 阪本順治
原作 桐野夏生
出演 風吹ジュン
田中哲司
常盤貴子
麿赤兒
豊川悦司
寺尾聰
三田佳子
桜が満開の頃、2003年
聰は会社を定年退職
夜、自宅で
妻ジュンと娘貴子が労をねぎらう
聰はうたた寝
ジュンと貴子は後片付け
アメリカの長男哲司からは連絡なし
貴子は恋人と同棲を検討中
母に相談、父には内緒
うたた寝から目覚めた聰
ジュンに感謝の握手
あれから３年
葬儀
聰はまだ63才だった
自宅の脱衣所で倒れた
哲司も帰って来る
哲司はアメリカで事業に失敗した
日本で商売を始めるつもり
母と住むことを検討中
てか
家は遺産として貰うつもり
葬儀も終わり自宅で
夫の携帯に
不審な女性から電話
女は夫の死を知らなかった
数日後
同級生が慰めに来て
夫の知人が弔問に来て
話をしてみると
夫の行動はジュンの記憶と食い違う
死んだ日の昼の行動も
夫は何をしていたか？
携帯の女が怪しい？
ジュンは女に電話し
線香をあげに来るよう促す
翌日
携帯の女、佳子が来る
ジュンは佳子に問いただすとあっさり
お付き合いしてました10年
あの日の昼も家に来ました
それでも生活は続く・・・
夫が死んで
残ったものは
問題ばかり
生き残るより
先に逝く方が気楽でも
残された人たちは
エゴとエゴをぶつけ合って
生き続ける
醜くも力強く
人間は
したたかに
生き続ける
人間は
ひまわりより強い
ある程度の年齢以上の人には
共感できる部分が多いのでは
2007年 日本映画 125分
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