監督 トッド・ヘインズ
撮影 エド・ラックマン
音楽 エルマー・バーンスタイン
出演 ジュリアン・ムーア
デニス・クエイド
デニス・ヘイスバート
パトリシア・クラークソン
紅葉の秋
'50年代
上流暮しのジュリアン
子供2人
友人バトリシアを呼んで
パーティーの打ち合わせ
その夜夫クエイドの帰りが遅く
心配していた矢先警察から電話
夫は怪しい奴を警察に通報して
その後、手違いがあったらしい
ジュリアンが警察に迎えに行く
パーティーには出席できなかったが
円満に解決
ジュリアン家は
人も羨む理想的な家庭
夫は有名な会社の重役
最近、夫の帰りが連日遅い
ジュリアンは会社に夜食を届ける
そこで
夫の浮気現場を目撃
相手は男
さて
ジュリアン家に新しい庭師
死んだ父の跡を継いだ
黒人ヘイスバート
ジュリアンは
黒人ヘイスバートとどんどん親しくなり
やがてそれは街の噂になる・・・
同性愛が心の病と診断されていた時代
同性愛が治療の対象となっていた時代
同性愛を恥じていた時代
人種差別が法律で認められていた時代
黒人が公民権を主張しはじめた時代
白人がそれに恐怖していた時代
そんな時代を描いた物語
一番つらいのは
隠していること
間違った時代に逆らって
正しい事をしようとするなら
それなりの覚悟が必要となる
映画全体の雰囲気が
マダム層をターゲットにした
むかしのテレビドラマみたい
差別問題に泣いた
純愛婦人みたいな
変な邦題
エデンとヘヴンは
元々遠く離れてる
2002年 アメリカ映画 107分 製作費1,350万ドル
インディペンデント・スピリット賞 作品賞、監督賞、撮影賞、
主演男優賞、助演男優賞受賞
NY批評家協会賞 作品賞、監督賞、撮影賞、助演男優賞、助演男優賞
LA批評家協会賞 女優賞、撮影賞、音楽賞受賞
ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞、女優賞受賞
放送映画批評家協会賞 主演女優賞受賞
全米批評家協会賞 助演女優賞受賞
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