「 ヒューマンネイチュア 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " human nature "


監督 ミシェル・ゴンドリー
脚本 チャーリー・カウフマン
出演 ティム・ロビンス
   パトリシア・アークエット
   リス・エヴァンス
   ミランダ・オットー


とある事件に関わった3人
加害者パトリシア
目撃者エヴァンス
殺されたロビンス

パトリシアは取調室で
$0・・映画toほげほげ-パトリシア・アークエット

エバァンスは公聴会で
$0・・映画toほげほげ-リス・エヴァンス

ロビンスは天国で
$0・・映画toほげほげ-ティム・ロビンス

事件のいきさつを語る


始まりはバトリシアが12才の時
極度の多毛症を発症
20才で猿のような体に
剃っても剃ってもすぐ生える


エヴァンスの父は
自分を猿だと思い込んでいたので
エヴァンスを森の中で育て
エヴァンスは彼らと出会うまで
自分をピグミーチンパンジーだと信じていた


ロビンスは類人猿を憎んでいた
それは多分里親の影響
幼い頃動物園で
 人間もマナーを忘れれば退化し
 ピグミーチンパンジーになる
と、教えられた


自殺も考えたバトリシアだが
ネズミの眼差しに癒されて
森の中で暮らすようになり
自然作家になり
Macintosh PowerBookも買う

しかし30才の発情は抑え難く
印税で脱毛を決意

施術中のエステで男性を紹介される

相手は美形の心理学者ロビンス
31才で童貞、極度の近眼
極小ピーナスに病的コンプレックスあり


パトリシアはロビンスとデート
ロビンスの研究は
ネズミへのテーブル・マナーの教育

研究助手のミランダ
ロビンスに熱烈にホの字


パトリシアはロビンスの
極小ピーナスに惚れる

2人は森でデート中
エヴァンスに出会う

パトリシアは野生本能が目覚め
エヴァンスは始めてのメスに発情
ロビンスは彼に
テーブル・マナーを教えようと思う・・・

$0・・映画toほげほげ-ミランダ・オットー



   カウフマンらしい
   皮肉たっぷりの
   ブラック・コメディ


   すべからく人間は
   あっちよりこっちを自慢しながら
   こっちよりあっちを羨ましく思う


   マナーの大切さを主張しながら
   平気で他人を傷つける

   緑の大切さを訴えながら
   庭の雑草をせっせと抜く

   自然に憧れながら
   冷暖房を利かせる

   温暖化を非難しながら
   寒気団を恨む


   すべからく人間は
   矛盾に満ちた生き物なのだ


 $0・・映画toほげほげ-ヒューマンネイチュア


2002年 アメリカ/フランス映画 96分 製作費600万ドル