lengua = 言葉、舌
mariposas = 蝶
監督 ホセ・ルイス・クエルダ
原作 マヌエル・リバス
音楽 アレハンドロ・アメナーバル
出演 フェルナンド・フェルナン・ゴメス
スベイン北西部
フランコ将軍の出身地、ガリシア
喘息のモンチョは
明日から皆より遅れて小学校に入学
兄の話では学校の先生はすぐ叩く
モンチョはとっても不安
ちなみに
兄はサックスを習っているが
ちっともうまくならない
モンチョは登校初日
緊張でお漏らし
そのまま森に逃げ込んで
夜まで家に帰らず
村中大騒ぎ
担任のゴメス先生に説得されて
気を取り直して
翌日モンチョ登校
ゴメス先生は叩かないし
金持ちからも賄賂を貰わないし
モンチョは先生をすごいと思う
噂では先生は神様を信じない
信心深い母親は少々不安
時は1936年、春近い冬
1931年の無血革命で
スペインは第二共和政とはなったが
右派左派の対立激しく
政情は不安定
とは言え
田舎はまだまだのどか
春が来れば
校外で生物の勉強
アリがミルクや砂糖を得るために
家畜を飼っているのを知ってるか
水グモが何百万年も前に
潜水艦を発明したのを知ってるか
蝶に舌があるのを知ってるか・・・
少年と家族
心暖かい先生を描いた
ほのぼのドラマ
5/6は
最後は悲しい
1936年7月
フランシスコ・フランコ将軍がクーデタを起こし
スペインは内乱へと突入する
普通の少年も生き残るために
嘘をつかなければならない時代
どんな時代でも
春が来れば
人間の営みには関係なく
蝶は美しく舞い
舌を伸ばし花の蜜を吸う
1999年 スペイン映画 96分
ゴヤ賞 脚色賞受賞
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