stanza = 部屋
figlio = 息子
監督 ナンニ・モレッティ
音楽 ニコラ・ピオヴァーニ
出演 ナンニ・モレッティ
ラウラ・モランテ
ジャスミン・トリンカ
ジュゼッペ・サンフェリーチェ
港をジョギングするひげ面のおやじ
ご機嫌で仕事場兼自宅に帰ったら
息子の高校から呼び出し
息子と校長室
校長の言うことにゃ
理科室からアンモナイトの化石が消えた
息子さんと友人が盗んだらしい
息子は否認するが
一週間の停学
ひげおやじは精神分析医
日々カウンセリング
夢分析
患者にアドバイス
満足して帰る患者
妻は忙しい画商
夫婦円満
娘も含め、家族の意見は
息子は盗んでない
で、ほぼ一致
ひげおやじは真相を知ろうと
息子の友人宅を訪ねる
話を聞いた結論は
やはり息子は盗んでない・・・かも
ひげおやじは
日々カウンセリング
患者にアドバイス
満足しない患者も
息子の無実を信じきれないひげおやじ
息子の部屋が気になる
ひげおやじは
日々カウンセリング
一見明るい自殺願望患者
娘の恋人は大学生
両親も公認
家庭教師としての腕は不安
ひげおやじは
日々カウンセリング
気難しい懐疑的な患者
家族四人でドライブ
息子のテニスを観戦
負け試合にひげおやじはダメ出し
わざと負けたと疑う
ひげおやじは
日々カウンセリング
最近仕事に身が入らない
悩みを聞き続けるのが苦痛
日曜日
ひげおやじは急患宅に往診
自殺願望患者は癌が発見されて
死ぬまで生きたくなった
娘はバスケの試合
妻はショッピング
息子は友達と海でダイビング
そして、、、
ひげおやじと妻と娘は
病院から緊急呼びたしを受け
息子の遺体と対面する・・・
悲しみの底でも生活は続く
悲しみの底で何をすればいいの
悲しみをどこへ持って行けばいいの
悲しみを忘れられないのが辛い
悲しみを忘れるのも辛い
悲しみの底で何を見つける？
ひげおやじが
CDショップで店員に薦められたアルバム
Brian Eno の
"Before and after Science"
名作です
もとはレコードだから
A面B面に分られていて
曲想ががらりと変わる
片方がBefore、片方がAfter
アルバムの中で一番好きな曲
B面3曲目 "By the River"
エンディングにフルバージョンが流れる
映画の余韻が
こころにひぴく
この川に遮られ
彼岸に渡れずたたずむ僕たち
日が暮れて行く
薄れて行く記憶
僕たちはなぜここに来たの
たぜここにいるの
2001年 イタリア映画 99分
カンヌ国際映画祭 バルム・ドール受賞
Here we are stuck by this river
You and I underneath a sky
That's ever falling down down down
Ever falling down
Through the day as if on an ocean
Waiting here always failing to remember
Why we came came came
I wonder why we came
You talk to me as if from a distance
And I reply with impressions chosen
From another time time time
From another time.
Brian Eno
Before and after Science
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・・・
・・・・
・・・・・ ０
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