監督 ピーター・ハイアムズ
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー
ガブリエル・バーン
ケヴィン・ポラック
ロビン・タネイ
CCH・パウンダー
千年の期間が終わると
サタンはその獄から解放される
ヨハネの黙示録 第20章7節
バチカン市国、ローマ 1979
神の目のお告げあり
今日、その娘は生まれる
教皇がトマスに指示
密使を各都市に送り捜し出して
サタンから守れ
殺した方がいいとの意見もあるが
教皇は殺人を好まない
娘はサタンの子を宿し
滅亡の日をもたらす
と、予言されている
ニューヨーク市 6時間後
病院の分娩室で
普通の女の子が産まれる
その子には腕にΩのあざ
母親に内緒で血の洗礼を受ける
母親は娘をロビンと名付ける
20年後
1999、12月28 火曜日
レストランで食事中のガブリエルに
変な奴が乗り移る
1999 12月19 水曜日
悩みでもありそうなシュワルツ
今日の仕事は相棒ケビンと株屋の警護
務めているのは大手の警備会社
警護する株屋はガブリエル
狙撃犯から彼を守る
狙撃犯はトマス
サタンが来るぞ
と、叫んだ後
シュワルツに撃たれ重傷
事件を担当する刑事CCH
トマスには舌がない
叫べない
CCHはシュワルツのアル中を疑う
シュワルツとケビンは
トマスの家を調査
とっても妖しい、普通じゃない
壁には落書き
千年が終わった 20-7
自分で舌を切った痕跡あり
女性の写真を大切に保管
シュワルツとケビンは
写真の女を探す
そんなことは露知らぬ
写真の女ロビン
電車の中で変な髪型の男に
あのお方とファックしろ
と話しかけられる幻覚を見る・・・
シュワルツとケビンは
警備会社の社員だから
犯人を追う必然性が
何もない
単なる好奇心？
なぜ設定を刑事にしなかったか疑問
サタンが
一時的にしろ
警備員を雇うのも疑問
サタンなら
人間の体を借りず
サタンのままの方が
動き易いだろうに
サタンに狙われた女が
ちょっと可愛いからって
彼女を救うために
何人を殺すの？
早い段階で
この女を殺した方が
犠牲者の数は少なくてすんだ
設定に無理がある
オカルト・アクション
ラジー賞3部門ノミネート
ピーター・ハイアムズ監督は
「 カプリコン・1 」以外
駄作ばかり
1999年 アメリカ映画 122分 製作費10,000万ドル
千年って、いつから？
キリストの誕生からだとしても
キリストがいつ産まれたかがはっきりしない
紀元前4年頃の12月25日
じゃないか、と言うことになっている
キリストの復活からだとしても
これもはっきりしない
起源28年頃の4月頃
じゃないか、と言うことになっている
いずれにしても
今は
千年の千年後
心配するには
千年遅い
新世紀も
2001年からだし