監督 トニー・スコット
脚本 デビット･マルコーニ
出演 ウィル・スミス
ジーン・ハックマン
ジョン・ヴォイト
レジーナ・キング
ローレン・ディーン
ジェイク・ビジー
バリー・ペッパー
ジェイソン・リー
リサ・ボネット
ロビン・キリアン
OCCUQUAN公園 メリーランド 06:45
ヴォイトは下院議員の委員長に会い
"通信技術による国家保安とプライバシー法案"の
可決に邪魔をしないでくれ、と頼む
この法案は"監視社会を現実化"と評判が悪い
地元企業の利益にもならない
委員長は断る
そして
ヴォイトの部下バリーに事故を装い殺される
S&B法律事務所 11:30
スミスは弁護士
イタ公絡みのイザコザを担当
スミスは謎の情報屋ハックマンを雇ているが
まだ会ったことはなく
その連絡係はリサ
今日もリサからビデオテープを1万ドルで買う
スミスは盗写もどきのビデオを証拠に
イタ公ギャングのボスを脅す
スミスは逆に誰が撮影したか教えろ、と脅される
このイタ公たちはFBIもマークしていて
向かいのビルから監視しているのはバレバレ
FBIはスミスの車のナンバーも一応控える
OCCUQUAN公園 メリーランド 15:07
下院議員委員長の車と遺体が発見される
遺体発見の様子を確認していた警官
予想外の観察カメラを発見
テープ交換をするリーの車のナンバーを
国家安全保障局NSAに報告
ローレン局員はリーの身元を割り出す
リーは野鳥研究家
ヴォイトに報告
ヴォイトは国家安全保障局の中間管理職、副局長の一歩手前
テープを奪えと指示
偵察局の情報も使え
FBIの承認済みということにしろ
局員は電波傍受基地に
リーの電話傍受を指示
リーは自宅でテープを見る
何者かに襲われる下院議員委員長
誰か知らないけどヴォイトも映ってる
すぐに知り合いに電話
それを電波傍受基地が盗聴
電話の相手を割り出す
元反戦活動家
現在は左派の会報の発行者
スミスは仕事の後
妻へのクリスマスプレゼントの
ランジェリー選び
店員のモデルはかわいい
バリーらヴォイトの部下は
リーの部屋を包囲
それに気づいたリー
テープをコビーしたメモリーを
携帯型ゲーム機に差し逃走
ヴォイト側は
衛星を使って彼を追う
リーはランジェリー・ショップに逃げ込む
スミスにばったり出会う
2人は大学時代の同級生
スミスはリーに名刺を渡す
リーはスミスの紙袋に携帯型ゲーム機を入れ
さらに逃げる
が
車にはねられ死亡
バリーはリーのポケットから
スミスの名刺を発見
ジョージタウン 17:05
スミス帰宅
家には妻レジーナと8才の息子
スミスはプレゼントの紙袋を戸棚にしまう
ヴォイトの部下はスミスのデータを洗う
スミスはDC労働問題の弁護士
妻レジーナはアメリカ自由人権協会の弁護士
通話記録からリサの名が浮上
スミスとリサは
大学の同級生
1年間 同じ住所と電話
結婚後も しばしば電話
スミスは過去18ヶ月間に何度も預金を下す
毎回 額が増えている
その都度リサの口座にその15%の額が入金
ランジェリー店の監視カメラに2人の接触シーンあり
リーはスミスの紙袋に何か入れた
バリーは
警察を装いスミス宅へ
リーは恐喝事件に関係してました
彼から何か受け取りませんでしたか
スミスは否定
ヴォイトはさらに情報収集を命令
バリーらはスミス宅に侵入
あらゆる部屋と服、靴などに
盗聴器、隠しカメラを仕掛ける
そして
スミスの汚職のニュースが流れ
リサも会社をクビになる・・・
舞台はワシントンDCだが
撮影の一部はロスで行なわれている
例えばスミスガ逃げるトンネル
何度も映画に使われる
2001年息子ブッシュ大統領の時に制定された
"米国愛国者法" は
映画の中で論じられた法案に非常に近く
表面上の目的はテロ防止だが
合法的にブライバシーを暴けるようになった
"合衆国の敵"とは
この映画主役を差すのではなく
いつ何度誰が政府の敵になるか分からないので
国民全員を監視できるようにしよう
と言う、法案の趣旨から
トニー・スコット監督の
最高傑作
脚本がうまい
特に伏線の張り方がうまい
恐い映画
僕らはいつも監視されてる
世はネット時代
コンビュータ時代
情報は確実に漏れている
ここまでじゃなくても
多分これに近い状態で
その気になれば
どこへでも侵入できる
銀行口座・コンピュータ・メール・携帯
あらゆる回線・あらゆる電波
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テクノロジーの進歩は
監視を容易にした
変なDVDばかり借りて
変はブログばかり書くと
目をつけられる？
こんな時代だからこそ
一番安全で確実なのは
手書きのメモだっりする
1998年 アメリカ映画 132分 製作費9,000万ドル