the damned = 永遠の罪に定められた人々
地獄に落とされた人々
監督 ジョン・カーペンター
原作 ジョン・ウィンダム
出演 クリストファー・リーブ
カースティ・アレイ
リンダ・コズラウスキー
マイケル・パレ
マーク・ハミル
メレディス・サレンジャー
自然豊かな海沿いの町の早朝
不気味な影が横切る
医師リーブは聞き慣れない声で目覚める
しかし家も町もいつものまま
その日、町では慈善バザー
マイケルとリンダ夫妻も参加
そして、午前10時
町中の人間他全生き物が気を失う
後から町に入った者も気を失う
マイケルは車の運転中で事故死
リーブは町の外にいて無事
警察は町を閉鎖
警察官が毒マスクをつけて入っても気を失う
調査に派遣された疫学博士カースティ
やがて、午後4時
全生物が目を覚ます
調査隊が町に入る
原因は突き止められず
それから数週間後
町の10人女性の妊娠が判明
逆算すれば妊娠したのは失神した日
町中大騒ぎ
集会が開かれ
リーブとカースティが説明
産むか堕ろすかは自由
しかし政府が興味を示しており
出産する場合毎月3000ドルを支給します
女性達は全員が出産を希望
お腹が大きくなるにつれ
似たような悪夢にうなされるようになる
出産日がみな同じだから大変
近隣から産婦人科医が集められる
9人は元気で可愛い赤ちゃんを産んだが
メレディス１人死産を告げられ
遺体はカースティが持ち去る
赤ん坊はハミル牧師の洗礼を受け
すくすくと成長し
同じ髪型の白髪になり
眼を光らせ大人を操るようになる・・・
「 オーメン 」を思い出させるが
こっちは集団だから
子供たち目立ち過ぎ
明らかにおかしいが
子供だから殺すわけには
両親の呵責もあるし
優秀な生物が下等な生物を駆逐するのは
これは生物学上の責務なの
確かにそうかも
その昔
アジアやアフリカにやって来た金髪が
我が物顏で国を荒らしたのもその理論
「 スーパーマン 」と「 スターウォーズ 」の
影の薄れた主役２人を引っ張り出して
昔ながらのＢ級映画風に作り上げたが
ジョン・カーペンター独特の風刺映画
と、取れなくもない
さあ、心に壁を作れ
1995年 アメリカ映画 98分 製作費2,200万ドル