「 ジキル&ハイド 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " Mary Reilly "


監督 スティーヴン・フリアーズ
原作 ヴァレリー・マーティン
出演 ジュリア・ロバーツ
   ジョン・マルコビッチ
    マイケル・ガンボン
    グレン・クローズ


 あらすじ、ネタバレ御免

 19世紀末、ロンドン
メイドのメアリーは早朝から床掃除
朝帰りの主人ジキル医師
メアリーの古傷を目聡く見つけて気を使う

ジキル医師は夜な夜な隣の棟に籠る
そこからは怪しげな叫び声も聞こえる

そんなある日
ジキル博士は助手としてハイドを雇うと
屋敷の使用人に告げる
彼を見た者はまだいない

メアリーの古傷を気にするジキル
これは子供の頃に父から受けた折檻です
酒が父を別の人間に変えたのです
と、メアリーは告白

メアリーはジキルから手紙を届けるよう頼まれる
相手は娼館の女主、返事はイエス
2週間後に助手をここへ呼べるわ

しばらく後
メアリーは、またジキルから娼館へ用を頼まれる
娼館の女主人はカンカン
ハイドの使った部屋は天井まで血だらけ
でも指示には従う

ジキルはハイドをかばう

ハイドは訪ねて来た
娼館の女主を殺す

更に
娼館の常連の友人も殺し
警察から追われる身になる

身を隠してしたハイドは
ジキルの寝室に現れ
食事を運んできたメアリーに
事情を説明する
 やつは病を治す試薬を2つ作た
 1つ飲んでも病は治らなかったが
 "おれ"に変身し
 第2の試薬を飲むとやつに戻った
 薬を飲んで何回も変身を繰り返したが
 今じゃ薬を飲まなくてもおれに変身する

やがて薬が底を突き
ジキルに戻れなくなったハイドは
メアリーの前で薬物を注射し
ジキルの姿に戻り事切れる


  邦題は「 ジキル&ハイド 」だけど
  原題は"メアリー・ライリー"

  有名な話を
  メイドのメアリーを主役に
  焼き直してみたが

  メアリー役の
  ジュリア・ロバーツ29才
  既に初々しさはなく
  新米メイドに見えない

  メアリーは特に何もしないし
  メアリーの生い立ちの挿話は
  本筋と特に関係もなく

  ホラーとしては恐くないし
  ジキルとハイドとメアリーの
  恋物語としては
  エピソードに乏しい


  ちょっとビックリしたのは
  最後の変身シーンだけ
  $0・・映画toほげほげ-変身


  製作費の1/4しか回収できなかった
  興行的失敗作


 $0・・映画toほげほげ-ジキル&ハイド


1996年 アメリカ映画 108分 製作費4,700万ドル