「 いまを生きる 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " DEAD POETS SOCIETY "


監督 ピーター・ウィアー
脚本 トム・シュルマン
音楽 モーリス・ジャール
出演 ロビン・ウィリアムズ
   ロバート・ショーン・レナード
   イーサン・ホーク


100年の歴史を持つ中高一貫
アメリカの全寮制進学男子校の始業式
学校の"四柱"は 伝統・名誉・規律・美徳

寮に戻って
ロバートと同室は転校生のイーサン

イーサンの兄もここの卒業生で天才と呼ばれた
プレーシャーが大きく大変

ロバートの友人は不良らしく戸惑うイーサン
ロバートは父の期待が大きく それなりに大変

授業が始まり教師は厳しい人ばかり

そして英語教師は当校の卒業生
今期からやって来た新任ロビン
いきなり生徒を教室から連れ出し
廊下で詩の朗読

 "処女たちへ"
 バラの つぼみは早く摘め
 時は過ぎ行く
 今日 咲き誇る花も
 明日は枯れる

詩の趣旨はラテン語ならcarpe diem
訳せばSeize the day "今を生きろ"

廊下に並ぶ古い卒業生の写真
輝かしい青春を送った彼らも今は死人
若者達よcarpe diem

次の日の授業
 ブレチャードの詩の概論はクソだ
 教科書の該当ページを破り捨てなさい
 これは自分の感性を守る戦争だ
 詩は情熱だ、命の存在だ

ロバートは学生年鑑でロビンを調べ
彼が "死せる詩人の会" を作っていた事を知る
それは 夜中に寮を抜け出す秘密集会

ロバートは仲間とその会を復活させる・・・


  世界をいつも違う側面から見つめろ
  分かってる事も別の面から見直せ
  どんなにバカらしく思えてもやってみろ


   可能性って何だろう

   何にでも、なれるはずだけど
   何にでもなれるわけじゃない

   何でも、できるはずなのに
   何でもできるわけじゃない

   だけど
   それでも
   何にもできないわけじゃない


    スティーブ・ジョブズは
    この映画の反骨精神が好きだった


 $0・・映画toほげほげ-いまを生きる


1989年 アメリカ映画 129分 製作費1,640万ドル
 セザール賞 外国映画賞受賞
 アカデミー賞 脚本賞受賞



   映画の中でお葬式に歌われる
   詩編23
   戦場のメリークリスマスでも歌っていた

   欧米では一般的な曲なんですね