" 白夜行 "
監督 深川栄洋
原作 東野圭吾
出演 堀北真希
高良健吾
緑友利恵
粟田麗
船越英一郎
昭和五十五年
とある廃ビルで小学生が死体を発見する
殺されたのは質屋店主・桐原洋介48才
所轄の担当刑事は笹垣と古賀
まず容疑者として疑われたのは
妻弥生子と従業員松浦
息子・亮司(小5)の証言から
不確定ながらアリバイが成立する
被害者の当日の足取りから
西本文代の名が浮上する
笹垣と古賀は文代のアパートを訪れる
部屋に居たのは娘・雪穂(小5)
やがて帰って来た文代は当日の桐原の来訪を認め
金銭に困っていた彼女による殺害が疑われる
しかし文代には完璧なアリバイがあった
それと同時に文代の恋人・寺崎の名が浮上
共犯者として疑われた寺崎は
居眠り運転で事故死
ポケットから桐原のライターが発見される
笹垣が引っ掛かるのは
死体を発見した少年の供述
友だちと遊んでいた少年は
排気ダクトから現場に侵入
死体を発見後
ドアを塞いでいたガラクタをどけて外へ出た
外へ出るにはダクト以外そこしかなかった
そして
文代は自室にてガス中毒で死亡
事故と自殺の両面が疑われた
昭和六十一年
同級生女子からイジメられる女子高生・川島江利子
彼女に友だちになろうと声をかける雪穂
母の死後、裕福な伯母の養女となり
私立清華女子学園に通う雪穂
その美しさは近隣の高校まで広まっていた
その評判を二分するのは同じ高校に通う藤村都子
その2人を盗写する市立高校の秋吉雄一
雪穂には幼い頃の悪い噂が流れており
噂は発信元は都子だと思われた
そして
都子は何者かに襲われる・・・
原作を読んだ映画は
まず作り上げたイメージを
崩す事から始まるから
楽しむのが難しい
高良健吾、格好良過ぎ
船越英一郎、いい人過ぎ
堀北真希、幼過ぎ
緑友利恵、変化なさ過ぎ
長い小説を
うまくはしょってはいる
でも逆に
分かり易過ぎ
説明し過ぎ
全体的に
同情引こうとし過ぎ
音楽大袈裟過ぎ
小説はもっとドライ
2011年 日本映画 149分
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