監督 ジョン・ブアマン
原作 トーマス・マロリー
出演 ナイジェル・テリー
ヘレン・ミレン
ニコラス・クレイ
チェリー・ランギ
ポール・ジェフリー
ニコル・ウィリアムソン
カトリン・ブアマン
あらすじ、ネタバレ御免
暗黒時代 (中世)
イングランドは統一されておらず
国王もいなかった
そんな時代に伝説が生まれた
魔法使いマーリンの
王の登場の
"王者の剣"エクスカリバーの
戦乱の世を見つめる魔法使いマーリン
群雄割拠のブリテンに於いて
ウーゼル卿の力は一歩抜きん出ていた
ウーゼルはコンウォール公爵との戦いの最中
マーリンより授かった
王者の剣エクスカリバーを抜く
その剣は
且つて鳥も獣も花も人も現れず
死が夢にすぎなかった太古に作られ
湖の精よりマーリンに託された
ウーゼルはマーリンの計らいにより
コンウォールと盟約を結ぶが
コンウォール城で開かれた祝宴の席で
ウーゼルは
コンウォールの后イグレーヌに色欲を覚え
カトリン・ブアマン
再び戦となる
ウーゼルはマーリンに
イグレーヌとの一晩の欲望を願う
マーリンは
欲望により生じたものは自分が受け取る条件で承知する
ウーゼルはマーリンの魔法により
コンウォールに姿を変え敵兵を騙し城に侵入
イグレーヌも騙され 一夜の欲望を満たす
その時既にコンウォールは死んでいた
イグレーヌは男の子を産み
その赤子は
約束通りマーリンが連れ去る
赤子を連れ戻そうとしたウーゼルは
待ち伏せた兵により殺される
死の間際、ウーゼルは最後の力を振り絞り
エクスカリバーを岩に突き立てる
マーリンは赤子をアーサーと名づける
そして
"王者の剣"を岩から誰も引き抜けぬまま
時は流れて
アーサーはエクター卿の子として育てられ
騎士見習いとして兄ケイの従者になっていた
ある馬上試合で
ケイの剣を盗まれたアーサーは
その場しのぎに何気なく岩から剣を引き抜く
アーサーは王となる資格を得
マーリンから
自分の出生の秘密を聞く
アーサーは
なるべくして王になったのか
それとも単なる棚ぼたか
アーサー支持派と反アーサー派に分かれ内戦勃発
アーサーは
陥落寸前アーサー支持派レオデグランス城に駆けつけ
反アーサー派ユリエンスを説得、忠誠を誓わせる
開かれた祝宴で
アーサーは
レオデグランスの娘グエネヴィアに恋をする
チェリー・ランギ
国内平定の旅を続けるアーサー
行く手を阻む好敵手ランスロット卿
一騎打ちによりエクスカリバーが折れる
すかさず水の精がエクスカリバーを修復
それを見たランスロットはアーサーに従う
アーサーは国を平定
グエネヴィアと結婚を決める
彼女を迎えに行ったのはランスロット
一目で二人は魅かれ合う
アーサーとグエネヴィアは結婚
結婚式の日
イグレーヌとコンウォールの娘
アーサーの異父姉モーガナは
マーリンの弟子になる
アーサーは
金銀で彩られたキャメロット城を築き
城の中央に大きな丸テーブルを置く
そこに集った騎士を円卓の騎士と呼ぶ
戦争は止み、豊作が続き
国が富み栄えた頃
グエネヴィアとランスロットは不義を働く
森の中で眠る二人を見つけたアーサーは
目撃の証拠にエクスカリバーを
二人の間に突き立てて去る
マーリンから一通り魔法を習ったモーガナ
ヘレン・ミレン
騙されてアーサーを産んだ母の恨みを晴らす為
マーリンを欺き彼をドラゴンの腹の中に眠らせる
モーガナはアーサーに魔法をかけ
彼と交わり男の子を得る
その後、国には飢饉が続く
アーサーは憔悴してゆき
国を救う唯一の方法として
騎士たちに聖杯を探させる
長く不毛な探索の時代
アーサーに敵意を抱くモーガナの息子
モードレッドが徐々に力を延ばしてゆく
円卓の騎士は次々に死ぬが
パーシヴァルがアーサーに聖杯をもたらす
力を取り戻したアーサーは
修道女となったグエネヴィアを訪ね
彼女が密かに保管していたエクスカリバーを手にする
ドラゴンの腹の中で目覚めたマーリン
モーガナの夢に語りかけ
彼女の魔力を霧として吐き出させる
魔力を失ったモーガナは老婆となり
モードレッドに殺される
アーサーとモードレッドの最後の決戦
霧はモードレッド軍に不利に働き
少数のアーサー軍は勝利するが
アーサーはモードレッドと相撃ち
モードレッドは死に
アーサーは瀕死の重傷を負う
エクスカリバーはアーサーの命により
パーシヴァルの手で湖に沈められる
アーサーの遺体は
3人の貴婦人の乗る船で
海の彼方へ運ばれる
有名なアーサー王の
生涯を描いた叙事詩の映画化
アーサーは5~6世紀に
ブリテン島に実在した王だが
そのエピソードの多くは
後世に書き加えられ
筋書きが少しづつ違う
TSUTAYAさん!!
この映画をSFに分類しちゃだめでしょ
1981年 UK映画 141分 1,100万ドル
カンヌ国際映画祭 詩学貢献映画賞受賞
サターン賞 衣装賞受賞