「 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 」 | 0・・映画toほげほげ

0・・映画toほげほげ

   
  
♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 男はつらいよ  寅次郎夕焼け小焼け "


監督 山田洋次
出演 渥美清
   太地喜和子
   宇野重吉
   岡田嘉子


 満男と蛾次郎を食った
 人食い鮫を追い
 船の舵を取る寅次郎
 子を失った さくらは錯乱状態
 そのさくらも鮫の餌食
 最後に残った寅次郎を鮫が襲う
そこで 目を覚ます寅次郎

寅屋
寅次郎が半年ぶりに
ふらりと帰って来る

今日はさくらの一人息子満男の
小学校の入学式
寅屋ではさくらと満男の帰りを待つ

満男を連れて帰って来たさくらは
いきなり涙ぐむ
学校で寅さんの甥御さんだと笑われた

気分を害した寅次郎
店を飛び出す

上野駅の近くで酒を飲む寅次郎
そこで酒を飲んでいた汚いじじい重吉
金を払わず帰ろうとする
怒った女将、交番に突き出せの声
見るに見かねた寅次郎が金を払い連れ出す

そのまま寅次郎は重吉を寅屋へ泊める

翌日
昼過ぎに起きた重吉は
言いたい放題、我が物顔
皆を怒らせて
得体の知れぬままぶいっと去る

可哀想な年寄りにいい親切した、と
ひとりご満悦の寅次郎

夜にまた帰って来た重吉
外でうなぎをたらふく食って
つけは寅屋へまわす

次の朝、寅次郎が説教
 少しは遠慮しなよ
 宿屋じゃないんだから
重吉びっくり
 宿屋じゃないの ??
 どうりで愛想悪いと思った
 こりゃ失礼した、何とかしなくちゃ
重吉は満男の落書き帳に
さらさらと筆で絵を書く

それを神保町の古本屋へ持って行く
半信半疑の寅次郎
それを見た店主はびっくり
落書きのような絵を高額で買い取る

汚いじじいは日本でも屈指の画家
もっと絵を書かせようと
喜び勇んで帰って来た寅次郎
重吉は既に居ない

もっと絵を書かせりゃ大金持ちだった
とか
それに比べりゃタコ社長は駄目だとか
喧嘩になって
さくらに諌められた寅次郎
 この家で揉め事があるときは
 いつも悪いのはこのオレだよ
また旅に出る

兵庫県龍野市をぶらぶらしていた寅次郎
市長に招待された重吉と会う
寅次郎の馴れ馴れしい態度に
市長は大物の勘違い

寅次郎は夜の歓迎会で重吉の隣に座らされ
そこに来た龍野芸者喜和子と意気投合・・・


  男はつらいよ17作目
  ほろりとさせる人情コメディ
  シリーズ最高傑作と評判が高い

  寅さんがマドンナに振られない
  最終回にしたいようなエンディング


  「赤とんぼ」を作詞をした
  三木露風が龍野市出身
  そこで副題が"夕焼け小焼け"
  内容とは あまり関係ない


  寅次郎は落語に出て来そうな
  少々短気な人情家

  寅次郎は他人の心配はしても
  自分の心配をしないから自由

  自由過ぎる人は
  普通の人には不可解な存在

  一緒には暮らせない
  寅さんは今日も一人旅


 $0・・映画toほげほげ-寅次郎夕焼け小焼け


1976年 日本映画 109分