" ENTER THE VOID "
void = 虚空
監督 ギャスパー・ノエ
出演 ナサニエル・ブラウン
パス・デ・ラ・ウエルタ
シリル・ロイ
君嶋るみ子
新宿に暮らす兄妹、オスカーとリンダ
部屋の前には「エンター」の看板
リンダは仕事へ
オスカーはドラッグDMTを決めて
ラリラリ、パッパ
サイケデリック幻想世界へ
部屋に友人アレックスが遊びに来て
友人ビクターに呼び出され
ドラッグを届けにクラブ「ボイド」へ
歌舞伎町を通って
「ボイド」へ入った時
警察に踏み込まれる
トイレに逃げ込む
薬を投げ捨てるオスカー
警察に撃たれる
視界はしだいに暗くなり
やがて幻想的な光に包まれる
視界は宙を漂い
思い出を彷徨い
町を彷徨う・・・
映像が全部、オスカー目線で
瞬きが多いから疲れる
( 死んでからは瞬きしないけど )
不安を煽るカメラワーク
7年前のギャスパー・ノエの作品「 アレックス 」と
非常に似た雰囲気の作品
東京の夜は最高にサイケで
死は最高のトリップだ
2009年 フランス映画 143分
シッチェス・カタロニア国際映画祭 撮影賞、特別審査員賞受賞
映画の中で主人公が読んでました
チベットの死者の書
死んでから生まれ変わるまでの心得