desperate = 必死の、自暴自棄の
監督 ウィリアム・ワイラー
原作 ジョセフ・ヘイス
出演 ハンフリー・ボガート
フレデリック・マーチ
マーサ・スコット
フレデリックは妻マーサと2人の子供の4人暮らし
マーサを残し3人は出かける
3人が連邦刑務所から脱獄
手掛りはなし、3人は消える
ボガート他2人がマーサの家に押し入る
警察は車の検問等を行うが
3人は見つからない
マーサの家をあさる3人
現金は僅かしかないが銃を発見
ボガートは資金調達に元女を電話で呼ぶ
彼女の到着は深夜の見込み
警察はボガートの女を探す
フレデリクと娘が帰って来る
息子も帰って来る
4人が人質
警察は車で移動中のボガートの女を発見
監視を続ける
3人は引き続き家に籠る・・・
4人の家族を縛ったりはしないので
そこそこ紳士的?な脱獄犯
家族と脱獄囚の駆け引きを描いたサスペンス
そこそこ紳士的でも
事がうまく行かないとイライラして
自暴自棄になるのは人の常
ハンフリー・ボガートも
ダンディーな服を脱げば
ただのおじさん
1.37:1の35mmフィルムを
特殊なカメラを使って
1.66:1の横長にしたビスタビジョン映画
ビスタビジョンは数年で姿を消すが
この縦横比はビスタサイズとして残った
1955年 アメリカ映画 112分 白黒