「 オズの魔法使い 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " The WIZARD of OZ "


監督 ヴィクター・フレミング
出演 ジュディ・ガーランド
   レイ・ボルジャー
   バート・ラー
   ジャック・ヘイリー


  あらすじ、ネタバレ御免

映画は白黒で始まる

愛犬トトが近所のおばさんに殴られたと
カンザスの田舎道を走り
農場の叔母と農夫に訴える少女ドロシー

農場の叔母は忙しい
 大げさに心配するより
 心配のいらない場所を探しなさい
そんな所は どこかしら
ずっとずっと向こうの 雨の向こう ?

 ♪虹の向こう 空高いどこか
  子守歌で聞いた国がある
  虹の向こう 青空のどこか
  夢見る夢は皆かなう

  虹の向こう 青い鳥飛ぶどこか
  鳥のように私も虹を越える♪

ドロシーは家出
いかさま占師のおじさんに出会い
家に帰れと諭される

ドロシーが家に帰る頃、折しも嵐が到来
家族と農夫は地下に避難
家の中にはドロシーと愛犬トト
風に飛ばされた窓枠に頭をぶつけてドロシー気絶
目を覚ますと竜巻に家もろとも巻き上げられ

落ちた所は総天然色の世界
 ここは虹を越えた世界かしら

そこはオズの国の小人の都
家は悪い魔女の上に落ち魔女死亡
ドロシーは英雄として迎えられる

そこへ魔女の妹登場
 近所のいじわるおばさんそっくり

妹魔女は姉魔女の魔法のルビーの靴を欲しがるが
その靴はいつの間にかドロシーが履いていて奪えない
呪ってやるの捨てゼリフを残し消える

呪われる前にカンザスへ帰りたいドロシー
帰り方を知っているのは
エメラルドの都に住む偉大な"オズの魔法使い"だけ

ドロシーは黄色いレンガの道をたどり
エメラルドの都へ向かう

十字路で迷うドロシーに
道を教えてくれなかったのは麦わらのカカシ
 農場の親切な農夫にそっくり
なにしろ脳みそがない
でも、脳のないやつほど おしゃべり
脳みそ欲しさにドロシーの道連れになる

しゃべる林檎の木の脇に
黙って立っていたのはブリキの人形
 別の農夫にそっくり
油をさしたら しゃべって動く
欠陥は胸の中が空っぽ
ブリキ屋がハートを入れ忘れた
ハート欲しさにドロシーの道連れになる

森の中で脅える三人の前に飛び出したのは
口だけ威勢のいい臆病者のライオン
 これまた別の農夫にそっくり
勇気欲しさにドロシーの道連れになる

エメラルドの都にたどり着いた四人

何とかオズ大魔王様に謁見を許される

オズ大魔王は4人に言う
 願いは叶えるが資格試験として
 悪い妹魔女のホウキを取ってこい

悪魔女率いる空飛ぶ猿軍団に捕まるが
悪魔女に水をかけたらあっけなく解けて
みごと ほうきを手にオズ大魔王のもとに帰る

ところが
オズの大魔王はイカサマ占い師
魔法は使えないが口はうまい

カカシには有名大学の卒業証書を与え
ライオンには勇気という勲章を与え
ブリキ人形にはハート型の時計を与え

探し物はすべて
元々自分の中にあったんだよ
と、苦し紛れの説得に皆納得

ドロシーも
幸せの国は虹の向こうではなく
いつもの生活圏にあると気づき
最後は今や御法度の夢落ち


  二人の子供が交替で画面を覗き
  同じセリフ
   雑なライオンだなぁ

  確かにテレビのコントに出て来そうなライオンの着ぐるみ
  今なら特殊メイク発達しCGもあるから
  これがちゃちに見えるのは仕方が無い

  ミュージカルです
  細かい事を気にしちゃいけません

  当時非常に珍しかったカラー映画
  子供だけでなく大人も夢中になって見たはず


  カラー映画が主流になるには
  この後20年以上もかかる


 $0・・映画toほげほげ-オズの魔法使い


1939年 アメリカ映画 102分 一部白黒
 アカデミー賞 作曲賞、歌曲賞受賞 (Over the Rainbow)