「 情婦 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " Witness For The Prosecution "

     Prosecution = 起訴、検察


監督 ビリー・ワイルダー
原作 アガサ・クリスティ
出演 タイロン・パワー
   マレーネ・ディートリッヒ
   チャールズ・ロートン
   エルザ・ランチェスター


 ロンドン、1952
4ヶ月の入院の後やっと退院したチャールズ
1915年から37年間、法廷弁護士を務めた男
太り過ぎで皮肉屋で口は悪いが切れ者

体調の不良から得意だった刑事訴訟は
ドクター・ストップがかかる
酒もタバコも女も取り上げられ大いに不満
でも付き添い看護婦エルザに頭が上がらない

そこへ
弁護士仲間が刑事訴訟の依頼人タイロンを連れてくる
断るつもりだったが
弁護士のポケットの葉巻の誘惑に負け
助言だけならとオフィスに引っ張り込む

それは
エミリー・フリンチ事件
使用人と暮らす未亡人の中年女性
タイロンが訪問した後 使用人が戻ると夫人は死んでいた
彼に不利な証拠ばかり
タイロンの妻マレーネが弁護士に依頼をした

マレーネは元名女優
タイロンは職を点々と変える腰の落ちつかない男

タイロンは自称発明家で
事件の時は発明品を未亡人に見せに行った

未亡人との出会いは偶然で
街でお世辞を言ったら気に入るられ
週に1~2度訪ねていた

事件の起きた夜は8時頃訪ねた
9時に失礼し歩いて30分で帰宅

未亡人からは発明資金を借りようと思っていた

状況は不利、アリバイがない
帰宅は妻が証明できるが
妻の証言は価値がない

タイロンに動機はないと思われたが
遺言状によりは多額の遺産を手にする

チャールズは彼を無実と信じ
この弁護が終わったらバミューダへ療養に行くと
看護婦エルザと取引をし
自ら弁護を引き受ける・・・


  チャールズ・ロートンとエルザ・ランチェスターは
  実際の夫婦で息の合った掛け合いで笑わせてくれる

  弁護士は日頃から
  人の言葉尻を捕える機知に富んでいなくてはならない


  テンボのいい、ユーモアたっぷりの法廷サスペンス


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1957年 アメリカ映画 116分 白黒
 ゴールデン・グローブ 助演女優賞受賞


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