監督 ジーン・ケリー
出演 ジーン・ケリー
ドナルド・オコナー
デビー・レイノルズ
ジーン・ヘイゲン
リタ・モレノ
1927年、サイレント時代
大作のプレミア試写会
続々とスターが登場
一番人気は
銀幕の恋人ケリーとヘイゲン
大手映画会社の看板スター
オコナーはケリーの幼馴染み
共にタップを踊り どさ回りをし
二人は苦労して
ケリーはスタントマンから有名俳優になって
どこへ行ってもファンに追われる
ファンから逃げて
飛び乗った車を運転していたのがデビー
役者はしゃべってなんぼと大口を叩くデビーだが
実はしがないアルバイトのダンサー
デビー・レイノルズ
さて、折しも
トーキーが発明され
最初は皆、懐疑的だったが
初のトーキー"ジャズ・シンガー"が大当たり
ケリーの所属会社も
ケリーを主役に、オコナーは音楽主任に
トーキーを作ることを決定
しかし
問題はヘイゲンの甲高い声
発生練習をするが どうにもならん
Moses supposes his toeses are roses
but Moses supposes erroneously
Moses,he knowses his toeses aren't roses
as Moses supposes his toeses to be.
試写会は大不評、爆笑につぐ爆笑
急遽ミュージカルに作り変えることに
しかし
問題はやっぱりヘイゲン、歌もへた
苦肉の策でヘイゲンは口パク
声だけデビーの声を使う事に・・・
嬉しさのあまり
雨の中でビショビョになって
子供のように唄い踊る
雨は悲しみの象徴に使われる事が多いから
このはしゃぎようは
雨男の僕には特にうれしい
時には雨に濡れるのも悪くない
Come on with the rain
I've a smile on my face
I walk down the lane
With a happy refrain
Just singin'
Singin' in the rain
ジーン・ケリーとドナルド・オコナーの息もぴったり
見所の多い
傑作ミュージカル・コメディー
1952年 アメリカ映画 102分
ゴールデン・グローブ 男優賞受賞
The show must go on !
「 雨に唄えば 」は
1929年のトーキー映画
"ハリウッド・レビュー"
で唄われヒットした曲
その後も
幾つかの映画に使われている
MGMの十八番とも言うべき曲