監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ハリソン・フォード
ショーン・コネリー
リバー・フェニックス
デンホルム・エリオット
アリソン・ドゥーディ
ユタ州 1912年
ボーイ・スカウト隊員のインディ
隊を離れて洞窟を探検
古き十字架を盗掘する悪党を発見
隙を見て十字架をかすめ取る
追われるインディアナ
移動動物園の列車に飛び乗って
蛇の箱に落っこちて死ぬ思いをして
ライオンの貨車にも落っこちて
鞭を振り回して顎を怪我して
どうにか逃げ切ったと安心したけど
結局十字架は取られ
悪党のボスから帽子を貰う
時は流れて1938年 聖櫃を発見した2年後
ボルトガル沖
みごと十字架を奪い返す
日常に戻って大学で教鞭を取るジョーンズ
博物館にも多額の寄付をする大富豪から
欠けた石板を見せられる
そこに書かれていたのは
まぼろしの聖杯の手掛り
最後の晩餐でイエスがワインを飲み
磔になった彼の血を受け
アリマタヤのヨセフの手に渡った杯
その杯で飲む者には永遠の命が得られると伝えられる聖杯
富豪は既に調査を依頼していたが その男は行方不明に
その男とは インディアナの父ヘンリーだった
インディーの元には疎遠になっていた父から
聖杯の調査に関するノートが届く
インディは父の足跡を追ってベニスに飛ぶ・・・
前作程の畳み掛けるようなアクションはなく
宗教的色合いが強められた
ハリソンはショーン・コネリーに食われる
貫禄の差だね
キリスト教と縁の薄い僕は
聖杯なんぼのもんじゃ
と、不謹慎な事を考えてしまうが
映画の中では奇跡を見せる聖杯
聖櫃の奇跡の方が派手だけど
それほどの聖杯なのに、あっけい結末
これでいいのか ?
ジョーンズ親子のした事は
たぶん全人類に対する歴史的過ちです
最後の聖戦と言うには尻すぼみ
長い間引っ張って判ったことは
インディアナ・ジョーンズの本名は
ヘンリー・ジョーンズ・ジュニア
インディアナは飼っていた犬の名前でした
1989年 アメリカ映画 127分 製作費4,800万ドル
アカデミー賞 音響効果編集賞受賞
1989年 日本公開