" BAD TIMING "
監督 ニコラス・ローグ
出演 テレサ・ラッセル
アート・ガーファンクル
ハーヴェイ・カイテル
ウィーン。デカダンス。救急手術。
ガーファンクルはウィーンに住む精神分析学者。
彼が厄介な出来事にまきこまれるのは、
血のように赤い口紅をつけ
セックスに飢えた女テレッサ・ラッセル。
欲望と自己嫌悪、サディズムとマゾヒズムが
果てしない冒瀆の雰囲気の中にからみあう。
オーガズムと手術台の上のテレッサの
断続的にけいれんする肉体のカット・バック
恋する二人
しかしその激しさから来る衝突
お互いを求め合いながらも
微妙な感情のすれ違いは
二人を幸せにしてくれない
愛と憎しみを繰り返す二人
タイミングがもう一度でも合えば
違った生き方ができたのに
イッツ・ザ・セイム・オールド・ストーリー
邦題よりも原題 Bad timing が映画の内容を良く表している
作中でクリムト、エゴン・シーレの絵が印象的に使われている
1979年 UK映画 122分
1981年 日本公開
「シネマスクエアとうきゅう」のオープンの時
上映された作品
新宿まで見にいきました
DVDなんてない時代で
ビデオデッキも持ってなかったから
映画はすべて映画館で見てた
それが当たり前だった頃です