" Seven pounds "
監督 ガブリエレ・ムッチーノ
主演 ウィル・スミス
ロザリオ・ドーソン
あらすじ、ネタバレ御免
僕は自殺を図った、救急車を頼む
*
*
スミスは交通事故を起こし
その巻き添えで7人が死ぬ
彼は罪の意識から自分の臓器を
次々に提供するようになる
誰に提供するかは自分で決める
スミスは彼の心臓の受給者として
一人の女性を選ぶ
その理由は無害でかわいいから
恋に落ちてsexして
自殺
心臓は彼女の胸の中
原題はseven pounds
つまりone pound X 7
ベニスの商人で借金のかたに1ポンドの肉を
臓器提供者を意味するドナーは
ラテン語の「贈り物をする」から
暗い
暗い
ウイル・スミスの表情が常に
暗い
音楽も
暗い
とにかく
暗い
そして
そのやり方は
間違ってる
受給者は重篤な障害を持つ人が多いから
主人公の決定はかなり重要な意味を持つ
その決定を短期間で自らが行う
しかも受給者は主人公が提供者であると知っている
こんな関係はおかしい
そしてこれでは
死んだ7人への償いになっていない
死んだ7人を置き去りにして
自らが気に入った人に施しをしている
自殺する事が最も気に入らない
せめて自殺が失敗に終わっていたら
そして彼女が
私は心臓をもらって自分が生きるより
あなたが生き続ける方がいい
みたいな事を言ってくれたら
少しだけいい事をしたという
自己満足の中で
善人と悪人を
選択できると思う傲慢さ
神にでもなったつもりか
自殺を美化するような映画は嫌い
2008年 アメリカ映画 123分
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