彼女。 | ゴル内 ごる子の日常。

ゴル内 ごる子の日常。

ゴルフにはまってしまった女のブログです( _ :)
お仕事のこととか・・・
ゴルフのこととか・・・

とか・・・とか・・・

「二人で汽車にゆられバスにゆられながら、

どこか遠いところにいきたい」


時々彼女はこんな事を言ったりする。

遠くをみながら、まるで何かを手放してしまったことを嘆くかのように。


「昔話をしてもいいけど楽しかったときの事は言わないで。

悲しかったときのことなら話してもいいけど。」


時々彼女はこんな事もいったりするんだ。

遠くをみながら、まるで何も悲しい思いをしたことなんて

ないかのように。


「私は、あなたが居ればそれだけでいいの。

ありきたりな言葉だと思うでしょ?

でも、私にはありきたりな言葉じゃないの。

あなたの傍にいることは、

ありきたりな時間じゃないから。」


時々彼女は意味不明なこともいったりするんだ。

何かを、心の奥の何かを必死に保つために。



「私、日曜日なんていらない。

日曜日をカレンダーから全部消しておいてね。」



時々彼女は日曜日をものすごく嫌うんだ。

いつも、日曜日は楽しく過ごしているように見えるのに

赤い数字の日曜日をみないように両手で目をふさぐんだ。

子供のように。



「私、あなたの弱いところ好き。

弱っているのに強くいようとしているあなたが愛おしい。

だから、時々泣いてもいいよ。」


時々彼女はドキっとすることを言うんだ。

そして、やっぱり彼女は遠くをみつめながら呟くんだ。

何かをしっているかのように。



「私、多分あなたの体を通りぬけること

できると思うんだけど今度試してみていい?

もし通りぬけられなかったら

その時は・・その時は私の心もからだもあなたにお願いしていいかな?」



時々彼女 は不思議なことをいうんだ。

自分の長い髪をさわりながら、

大きな目で寂しそうにいうんだ。

何かにスッポリと包んでほしいかのように。



時々彼女はとびきりの笑顔でこんなことを言うんだ。


「あなたのポッケと私のポッケを使ってかくれんぼしようよ。

先にみつけたほうが勝ちよ。」



二人が二人でいられる場所を教えてくれかのように・・・。





いつも君はおかしなことを言うんだ。



ね、僕は君を笑わせてあげているかい?

ね、僕は君を悲しませたりしてないかい?

ね、僕は君に我慢をさせたりしていないかい?





いつか、二人で遠くへいこう。





汽車にゆられながら


バスにゆられながら・・・。