BS・CSの視聴率 | プロ野球の視聴率を語るblog

BS・CSの視聴率

巨人戦の視聴率低下について、ときどき

 

『他の球団のファンがスカパーで試合を見るようになったからで、野球人気は下がっていない』

 

という文句が出てくるんですが、それに対する有力な反証が見つかったので紹介しておきます。

 

 

 

BS・CS 地上波並み調査、システム未整備
http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20060628nt05.htm

 
BSデジタル放送の普及が、1500万件を突破した。今春、携帯電話向けの地上デジタル放送「ワンセグ」が始まったが、有料のCSデジタル放送も含めて、これらの放送は局別の視聴率調査の対象とされていない。放送のデジタル化が進展する中で、視聴者の新たな動向や視聴実態をどうとらえればいいのか。

 

 

◆「その他」で一括


ビデオリサーチがはじき出す視聴率は、テレビ神奈川などの独立UHF局を除く地上波テレビ局の番組。BS・CSデジタル放送やCATV(ケーブルテレビ)の独自放送は、「その他」と一くくりにされ、数字も公表されない。

 

2000年末にスタートしたBSデジタル放送の普及は、対応する受信機器が1098万台、CATV経由の受信世帯が448万に上る(先月末、NHK調べ)。多チャンネルを売り物とするCSデジタル放送の加入件数は、直接受信とCATV経由で計1000万件を超えている。

 

多チャンネル化が着実に進む今、「その他」は増えているのか。関係者は「全日(午前6時~深夜0時)が平均2~3%、ゴールデンタイム(夜7時~10時)が4%未満。2000年に比べると、それぞれ1ポイント程度上がっている」と明かす。1%とはいえ、関東地区では約17万世帯に当たるので、無視はできない。

 

ビデオリサーチは「『その他』の内訳を出していないのは、BS・CSデジタルなどがまだ個別の視聴率を集計するほどには普及していないから。もっと広まった段階で対応できるよう準備しているが、新しいメディアへの調査を導入するには業界の合意が不可欠」という立場だ。

 

 

 

「その他」は全局の合計でもゴールデンタイムで4%未満。2000年と比べて1ポイントしか上昇していない。

 

まさか4%全部が野球なはずはないでしょう。(どのぐらいなのかな~?)

 

そして、2000年から2005年にかけて、巨人戦の視聴率は約8%下がっています。(今年はさらに…)

 

 

まあいまさらな話なんですが、具体的な数字が出てきたのと、一応『スカパー理論』に対する反論をまとめておいた方がいいかな、と思ったもので。

 

 

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