年初から、
20数年ぶりで、サンフランシスコとラスベガスへ行っていました。
というのも、
相方が貴重な休暇をつかってでも行きたい!!!CESとやらに行くため。
コンシューマーエレクトロニクスショ―?
つまり、テレビとか電話?とか(白家電以外の)電気製品の
世界最大の見本市的なもの。
もちろん、私はまっーたく興味ないのですが、
相方がこれに参加している間は、自由時間と言うことで、
OK♪OK♪
シスコも行きたかったので(短かったけど)便乗しました。
仕事がらみなのに、自腹でも行きたいのか?と思いましたが、
行ってみたら、自腹で来ている方が結構多くて、
ふーーーんと、ちょっと興味が。
私=なんでも見てみたい人なので、
(その上、べガスは、飲む&食べる、打つ、買う(買い物)しかなくて、やや退屈!)
だれでも入れると言う、展示ブースだけ覘いてみました。
ギ―クの集まりの中で、
完全な素人消費者な私。
そんな120%素人ながら、あーびっくりした!的なことも多く、
ちょっと書きとめておこうと思います。
重点的に見たのは、この4社。
結論から言うと、
サムスンがいちばん、かっこよかったし、
今の気分だった。
もちろん、ソニーやパナソニックがよかったと書きたいとこなんだけど、
日本人感情的にサムスンやLGを、
マイナスから見ちゃうとしても、
それでも、悔しくても、
サムスン、LG、パナソニック、ソニーの順かなぁ。
※個人的にソニーに頑張って欲しいんですが。
ブースの大きさはだいたい同じくらいだったと思います。
特にサムスンは、
商品云々の前に、
見せる=魅せる技術が優れていると思いました。
↑は、10台の超薄型テレビモニターを縦横無尽に動かしながら、
ひとつのムービーを見せるプレゼンテーション。
ミソなのは、他社が同じムービーを複数台で見せていたのに対して、
こちらは、10台(全方位から見れるように、表裏で5台・5台)
が合わさることで完結するムービーだったってこと。
分かりやすく言うと、
例えば、5台に、あ・い・し・て・る のそれぞれ一文字が映し出されて、
5台を同時に見ると、読める、みたいな。
大スクリーンの5分割画面みたいなもの。
それが、ただ並んでいるのではなく、
動くことで場所や順番が変わるから、
ハード面とソフト面がかなり緻密に計算されている、
と思いました。
相方曰く、
できなくはないと思うけど、
それなりに大変だろうな~と。
でも、見せられた人は、どうなってるんだろうかということも含めて、
最後まで魅せられる。
さらに、ちょっと気づいたことがあります。
例えば、SONYのブースでは、
スポーツの映像や、私達が絶対にいけない秘境というか見れない景色の映像や、
めったに見れらない動物、
絶対にプロのモデルの白人の可愛い子供、
などの映像が目立ちました。
動くものを伝える映像の美しさや、
絶対的な美しさを求めたくなるシーンにこだわった結果なのでしょう。
一方、サムスンは、上の写真のように、
料理の映像(ソースが垂れるところや、湯気♪湯気♪、油で揚げるなど)や、
自分たちも行ける旅の映像(きれいなスナップ的な)、
家族の映像(実際はモデルかもしれないけど、ふっつーの、よくいるような。)
友達同士の人種混合映像とか、
そこらへんにいる犬や猫の映像がメインでした。
これって、かーなり本質的な問題だと思いませんか?
つまり、
徹底的にカスタマイズされて、
自分たちが見たいものを見る、
極論すれば、
自分たちにとってだけ意味のあるものを見るようになっている今、
どっちが、ハートに響くデモ映像なのか?
ということを考えちゃったんです。
多くの人がキレイね!という映像(被写体)より、
うちの家族が、いいわ~!と思う映像(被写体)を
より見るようになっている、
マス → パーソナルへ的な流れを
本質的に理解しているかどうかの違いの現れ・・・な気がしました。
そこに理屈とか説明はないんですが、
お客さんは本能的に、その差異を感じるのではないかな?
サハラ砂漠の壮大な景色より、
ユ―チューブのまぬけなネコを見たいように、
加速するそんな流れを
サムスンはとことん理解している、
有効活用している、と感じました。
例えば、ブースで行われていたTシャツに
スマホ(タブレットだったかな)で撮った写真をその場でプリントしてくれるサービスも、
同じ発想。
稚拙な言い方ですが、
かつて、大きなところにしかできなかったことを
今はみんな家で、友達や家族とやるようになっていて、
(あるいはできたら楽しいと思っていて)
権威とか、
ど-だ、すごいだろ、できないでしょ?
みたいなのに、もうあこがれない?感じ?
そういう新しい感覚の上に立って、
テレビは便利な道具にならないといけない、
と思うのです。
全体で感じた、
『たぶん、これからはスマホ(スマホサイズのタブレット)しかいらない時代になるよ』
『スマホが、万能リモコンになるよ』
というメッセージの中で、
ハードとしてのテレビは、
つければ、なんにでもつながる便利な大画面として生き残っていくんでしょうね。
つながる先は、
テレビ番組や美しい映像(DVD)とかだけじゃなくて、
昨日撮った写真とか、
いわゆる電話の向こうの家族とか、
料理のレシピとか、
そういうことが、
メーカーの人ひとりひとりの肌身にしみている?かどうか?
そこが、プレゼンテーションの違いに出たように感じました。
同時に、集まっている人の数にもつながった気がします。
※サムスンが一番混んでいました、これは時間の関係もあるかもしれないから
一概には言えないけど。
ま、素人の意見ですし、
そんな大げさな・・と突っ込まれそうですが。
しかし、みなさん、
ほんとーーーに、
スマホ的なもので、なんでもできるようになるみたいですね~。
そう考えたら、
ハードに慣れるって意味でも、
早くスマホやタブレットを使いこなせるようになっていた方がいいですよん。
かつて、PCで経験したように、
(NECの松とか→ワープロ→PCと)
早く、新しいものに慣れ親しんだ方が、楽ちんですから。
私はこの会場で全然関係ないけど、
キンドル、やっぱり買おう・・と思いました。
それにしても、
日本のメーカーはほんとに、
誠意にあふれ、質実。
それは絶対的な信頼ではあるけど、
ちょっと難しく考えすぎなんじゃないかと。
テレビもスマホも含め、
すべて消耗品。
なんで、3回洗ったら糸がほつれる可能性が高い(笑)
forever21の服が
アメリカであんなに売れた(る)のか?
それでも、安くて、超流行な服だからだと思う。
なぜ?決して素材も良くないし、
ほつれちゃうことも多いアバクロの服がユニクロの3倍するのか?
パッケージの勝利だと思う。
一方、ユニクロは、素材もいいし、
100回洗濯してもびくともしない高品質。
その上安い。
だけど、クールじゃないし、流行でもない。
私はアメリカ人が前者的なものが嫌いじゃない・・・好きだってこと、
重要なポイントな気がする。
もしかしたら、商品の品質は
パナソニックが、サムソンに勝っているのかもしれない。
完璧なものしか、市場に出さない、という哲学もあるかも。
でも・・・完璧なものってなんだろうな。
はたまた、昭和の三種の神器がこれから浸透する
インドや中国の人にとってはどうなんだろうなあ。
日本は、
学究的に、ストイックになるのに少しブレーキをかけて、
パッケージの魅力とか、
ちょっと大風呂敷を広げてみるとか、
そういう技を身につけた方がいいのかも。
なーんて思いました。
あくまでも、備忘録。
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