1975『PAIN』創刊。。。
麻酔資料館
難波のカプセルホテル(アムザ)で一夜を明かし、三ノ宮に着いたのが朝8時。旅のしめくくりに麻酔の世界を覗いて帰りたい、、、10時オープンなので、こっから歩けばそれくらいに着くだろう。
初日に乗ったポートライナーの真下を、徒歩で。
、、、30分も早く着いてしまったのだ。
とりあえず場所だけ確認して、やってるかやってないかだけ、、、というのは、できたら10時の電車に乗りたかったのだ。やってなかったらその場で帰ってもいいかと、、、
エレベータを降りて、なんか女の人がいたから、場所を聞いたら、ちょっとお待ちくださいって、、、
そしたら男の人が現れて、、、早く開けてくれたりして。
30分も前なのに!! なんですか、この行政の素早い対応っぷり!!
で、なんで麻酔なのかといえば、、、
増村保造監督のこの映画、、、
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これがめっちゃめちゃおもしろくて。
江戸時代に活躍した麻酔手術のパイオニアを描いた映画、、、主演は雷蔵。人体実験を繰り返すんですけど、その被験者に妻と母が、嫁姑の争いを通り越して、夫と息子との、愛の深さを、麻酔薬の強度で、互いに計り合うという。
これはパンフにも載っていた眺め。部屋がここしかないのだった。その片面がご覧の通り、歴代麻酔器具によって占められている。
これはかなり初期タイプの麻酔器ね。ボンベチックなのは、かろうじて細いのがあるのか。じつに質素。
でも考えたら、麻酔って偉大だよなぁ。
ボク、5年生のとき、砂場でジャンプして、脛をパックリ切ったんだけど、先生の車でへんな個人の開業医(じじいの)に連れてかれて、縫ったのすっごい痛かった、あれ、麻酔してくれなかったからじゃないのかな?
その反対の壁は年表がはってあって、、、
もう、このマガジンハウスから出ていそうなおしゃれな専門誌ったら。
あと、これは貴重な、『麻酔』 の創刊号。『麻酔』 から 『Pain』 へ。
おみやげにバッチまでくれた。