イギリスのジェームズひいおじいちゃんが8歳だったころ | 英語と仕事と子育てと。

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みなさんが8歳のころ、どれくらい遠くまで遊びに行くことを許されましたか?

イギリス、シェフィールドに住んでいるトーマス家。ひいおじいちゃんから現在8歳のこどもまで、どれだけ親の同行なしで外出が許可されていたかを地図上に表している記事を見つけました。

How children lost the right to roam in four generations.
1919 ジェームズ(ひいおじいちゃん)8歳のとき、家から6マイル先の池(9.65km)まで釣りに行くことも許可されていました。

1950 ジャック(おじいちゃん)が8歳のときは、1マイル(1.6km)ほどの半径が行動範囲。近くの森の中をこどもだけで自由に遊んでいました。

1979 ヴィッキー(お母さん)が8歳のときは、1/2マイル(0.8km)先のスイミングプールにひとりで通っていました。

2007 エドワード(ぼく)8歳。300ヤード先(270m)の道までなら行き来するが、それ以上はひとりで行動しません。その代わり、自動車に自転車を乗せて、自由にサイクリングできるところまで行ったりはするそう(但し親同行)。

記事ではこどもの自然・緑とのふれあいがストレスを軽減し、教育の観点からも重要だという学会の報告にも触れながら、以前とくらべこどもが自然とふれあう機会が減っていることを懸念しています。日本(特に都市部)でも世代毎に調べてみたら同じような結果が出るのではないでしょうか?

ちなみに・・ひいおじいちゃんが釣りに行っていたという池をGoogle ストリートViewで見てみたら、素敵なところでしたよ