以前も似たような内容でブログを書いたのですが、3日坊主で終わっちゃいました(笑)
下記です。
根本から積み上げる積み木的探求
① http://ameblo.jp/marubou6/entry-11628115477.html
② http://ameblo.jp/marubou6/entry-11628695504.html
③ http://ameblo.jp/marubou6/entry-11664278575.html
重複する内容ですが、別のところでまとめて書いた文章があるので、仕切りなおしてUPしていきます。
一、はじめに
幽霊・宇宙人・UFO・超能力などのいわゆる超常現象は果たして本当に存在するのだろうか。この問題は未だ決着がついておらず、長きに渡り議論が繰り返されている。
一昔前ならば、テレビの討論番組で超常現象の肯定派と否定派が喧々諤々の議論を繰り返していたし、現在でもインターネットの掲示板などにおいて無名の愛好家たちがその議論を引き継いでいる。
さて、この種の議論を見ていると、肯定派にせよ否定派にせよ、ある特殊な世界観を思考の前提としていることでは共通しており、その点に私はいつも違和感を覚える。
つまり、あたかも「客観的世界」なるものが人間とは無関係に独立して外部に存在しているかのような世界観が前提となっており、その「客観的世界」に超常現象が存在するかどうか、という議論がなされるのである。
しかし、後述するように、現代社会を覆うそのような世界観は、近代科学がもたらすある種の倒錯の産物であり、合理的根拠を持たないものなのである。
この文章では、そのことを論証し、新たな世界観を提示したいと思う。現代の様々な思考の前提を覆すと言う意味で、それはまさに世界観のパラダイムシフトと言えよう。
昨今のスピリチュアルブームにより、超常現象を自然に受け入れる論調が目立つようになってきている。
しかし、そのような論のほとんどが感性的な表現を中心としているため、理性を重んじる現代社会になじんだ人々には、根拠のないものに感じられるであろう。
この文章では理性において超常現象を肯定できる地平をめざす。その地平に立てば、新たな現象研究のあり方も見えてくし、また、我々人類の基本的なあり方についても、新たな見方ができるようになるはずである。
つづく